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2004年11月1日(月) レコミュニ

今月のサンレコを読んでいたら新しい音楽の口コミのような配信のような(よくわからんのですが)とにかく紹介制でお友達のみ入れる会員制の口コミ音楽配信ネットサービスのようなサイトの紹介がのっていた。
「レコミュニ」というもんである。音楽のプロモーションも時代とともにCMやラジオという所から移り変わりつつある今の時代だし、情報過多ということは結局口コミが一番信用性あるような気もしつつ、HPにいってみたが、私にはレコミュニ友達がいないんで、せっかちな私は担当に「まずはお友達になって紹介してくれませんか」メールを出してみた。もちろん即レスだ!と「おお!お友達になってくれるのか?」と思いきや「あなた様とはお友達でないため紹介できません」メールだった。。
うーん。。お断りだ。せめてメル友になってくれて紹介してくれたっていいじゃん、ちっ。。。と思いつつ断念したのであったぞ、と。

2004年11月4日(木) 納品

6月に注文したソファが先月イタリアからや〜〜っと届き、届いたと思ったら背板の色間違いで日本の業者に塗装をしなおさせ、今日終に到着!。が、、、
ネジがなかったので分解して運んできたのに分解されたままウチの中に放置されている。
3ヶ月待てばと思ったのに4ヶ月以上待たされた挙げ句だ。。
悲しくなって、Yちゃんに伝えたら「返品だ!返品だぁ!クレーム言え!」と他人事のせいか妙に強気だ。しょんぼりしてソファーの背板を見れば角に傷が、、、、ぅぅ。。
何から何までひどすぎやしませんかねえ。。
買い物がこんなに辛かったのもひさしぶりだ。しかも前払いしてしまった。。
そんな矢先、無類の紅玉好きな私が昨日注文した紅玉がどっさり届いた。即日納品、カリっとじゅわっと美味い!
人間の幸せなんてモノの値段じゃあないなあ。。と、秋晴れにしみじみしたのであった。ぞ、と。

2004年11月9日(火) 基準

今日は暑かった。なんか飲もうと、ナニゲに手に取ったビタミンC飲料は一本でレモン100個分を売りにしていた。W氏いわく「なんだか100個とか200個とか、もはやレモンをビタミンの基準にするのはね〜〜」と。。確かにその通りだ。
だが。。。待てよ。ウチの父は「つかれず」とかいうクエン酸のタブレットを「おい〜〜これスゴいんだぞ〜、なんせ、コレ40個で梅干し一個分なんだからさ〜」とボリボリボリボリ食べていた。「へ〜〜それ40個で梅干し一個かあ。。。。」と思ったものの、、「イヤ、お父さん、ソレ違うでしょ。だったら梅干し一個食べたほうが楽だよ〜」っと。。改めて梅干しのスゴさを逆に見せつけられたのであった。ぞ。と。

2004年11月13日(土) しっくり感

業者にやっと組み立ててもらったソファだが、なんだか変だ。どうもしっくりこないのだ。うーん、、と横から見たり下から覗いてみたりしてたら、ふとアレ?と気づいた。慌てて自分でネジを外し組み立てなおし、「これだ!」という形になってやっとホっとして座る事ができた。ふと、昔、高校入った時に知能テストで学年で飛び抜けて低く、ひとり呼ばれて訳を聞かれた事を思い出した。訳といったって本当にテストが難しくてわからなかったのだ。特に立体の展開図を見せられ、これらはどの立体か?などと聞かれたら「ハサミとのりがなきゃ、、、」と思う。まるっきり想像つかないのだ。だがもし、問題が、いくつかの立体を並べ、「どの立体がしっくりする形か?」というバランスのようなものを問うならばきっとすぐにでも答えられるだろう。
モノには、こうあるべき形というのがあるような気がする。こうあったら気持ちいい形というのをきっと誰もが作りたがるに違いない。今日は自分のソファを作った見知らぬ家具職人の心がちょっと伝わった気がして嬉しかったぞ、と。

2004年11月15日(月) 懐古

愛用のロジックからご挨拶を兼ねて「これからはアップルになりましたのでバージョンアップよろしく」的な手紙をもらい、雑誌を何処見ても新ロジックのお誘いばかりだ。
しかし、、もうそうなったらシステム条件はDualG5を強く推奨!G4は推奨止まり、もちろんOSX以外は受け付けない。アップルの思うがままに旧型Macは相手にされない。私はまだOS9で踏ん張っているため最近サンレコとかを読むたびに疎外感をヒシヒシ感じ、もうそろそろヤケ起こして全部総取り替えしてしまおうかなあ、、とも、思う。
そんな矢先に昔のMIDI同期のテクノなどを聴くと、今のなんでもMac一台ですまそうとするやり方に疑問も感じる。なんでも図解されて画面に出てくるのが本当はいい事なのかわからぬ。
昔、芸大の入試の楽譜作りは実際の音より見栄えだった。実際の音なぞより見栄えの良い人が受かるのだ。ふと、Mac一台で綺麗に図形を見ながら作っていく過程に重なる。
なんでもかんでも最近、「視覚」に頼り過ぎじゃないか?
そう感じるのだ。「聴覚」は「視覚」にはならないぞ、と。

2004年11月18日(木) ホントは

個性の主張は大切だ。とかとやかく言われることだが、「忘我」、本当は我を忘れる事が何よりも気持ちいい事なんじゃないか。。と最近よく思う。個性と忘我は相反するものではないとはいえ、だ。私は昔っからカメレオンやコノハムシのようにかなりやり過ぎな擬態に憧れをもっていて、そういう意味で「地獄の黙示録」の木に擬態して戦うようなゲリラ戦には興奮した。小さいころはよく擬態のフリをして草むらに隠れるのが密かな趣味であった。本当は洋服を変えるのではなく自分の体自身が回りの色に変化して見えなくなる感じが望みなのだが。。。
そんな感覚が唯一味わえるのが私にとって音楽を聴いている時だった。特にクラシックを聴いている時がそんな擬態な気分になりやすく、忘我というか周りに溶けて無くなってしまったような気分になる。「やった、無くなった」と思うのだが、音が止むとまた自分が復活してきてしまう。
結局、アノ快感を求め続けているような気もする。個性の主張の為にではなく忘我のために制作して擬態を繰りかえすってワケか。。と。

2004年11月23日(火) 太陽の

わたしはベットなので布団干しという作業をしないのだが、Yちゃんが「凄いよ〜ここらへんの団地はほとんどが布団をベランダ中に干してて異様な光景だ〜」とわざわざ連絡してきた。確かにこれだけのバカ陽気になるときっと凄い量の布団が干されているんだろうなあ。と。よく言うせりふが「太陽の匂いがして気持ちいい」と。まあ「そうだねえ」と誰もが疑問をもたずにあっさり思うものの、あの太陽の匂いなんか宇宙いって嗅いできたヤツはどこもいないし、漠然と布団の乾燥した匂いを「太陽の匂い」という事に日本はしているのかもしれぬ。日本国民共通であって世界共通ではない「匂い」だろう。
私も引っ越してから乾燥機をやめ洗濯を干すという一大イベントを時々するのだが、太陽で乾いた匂いは凄く「えらい」気分になる。なんかこう、頑張って生きてるぞ的匂いがするのだ。

2004年11月25日(木) バッタリ

最近バッタリ偶然なつかしい人に再会する事がとても多い。しかも時期的に2、3年前お世話になっていた仕事関係のひとに、と限定されている。不思議でならない。よく偶然なぞなく必然なのだ、とかなんとかいわれているが、そうなのかもしれぬ。
以前めちゃくちゃ凄い占いの人という所へ偶然連れてかれ、占い師いわく「だれそれ、これそれさんはアナタにとっていい人だけど、そうそう、あなたはなんちゃらさんと別れたと思っているらしいがまだ、そのひとの生き霊がついているよ」だなんだ、、、とズバリ初対面なのに本名でスラスラ言いやがるのだ。えええ?と最初は驚いたもののしかし珍しい前カレの名前もズバリ当てて言うのにはカナリびっくりした。いや、本当に占い師というのがこの世にいるのかよ、、という事実が驚いたのだ。そして、その占い後すぐに何年も会ってなかった前カレにばったり会ったのには、ますますビビった。生き霊ではなく生身のご本人だ。
その占い師によると、私の稼ぎのピークはあと二年後くらいなのだ。
巨万の富に潤うらしいのだが、、、。忘我とか無欲とか言って死んだフリとかしてジャケとかになっているワリには、かなり、気になる現世の二年後だぞ、と。

2004年11月30日(火) 特技

私は目が悪い。とはいえ、まあ0.1ないくらいだが、やはり薄ぼんやりとした世界である事はまちがいない。色についていつも思うのだが、光の反射の波長が色なのにそれを感情で美しいとか思うのはとても神秘だなあ、、と。きっと統計学のようなもので金色が美しいという感情が生まれるまでに人間が金色でかなりイイ思いをしてきた統計の結果「おお美しい」などと反応する感情ができたのかもしれぬ。紅葉の紅を美しいというのもなんかイイ思いしてきたのだろうなあ。。
さて、私には野良猫や野良うさぎなどの野良小動物を発見する速度が異常に素早いという特技がある。他に、まだ妊娠しているかわからぬ人に子供ができているというのを発見する事が異常に多い。なぜかわからぬが、そのひとに「いる」としか見えぬのだ。それは不思議と面と向かっていなくても「あれ?できたなあ」なぞとわかったりする。
うーん。いったいなんのトクする統計が過去に私にあったのかわからぬが変な特技があるぞ、と。

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