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2004年10月3日(日) ボーダレス

いつも人間観察してて思うのだが、最近のファッションはみなさん、体のラインがボヤける系が多いなあ、と。80年代ブームとか言われつつもボディコンは復活しませんねえっと。でも外国人旅行者の普段着はピタチビTにヒップハングがほとんどで、デブでもなんでもボディコンが多い。ひょっとしたらこのダラダラブカブカファッションは日本だけなのかもしれぬ。ズボンの上にだら〜〜〜っとスカートはいたり、、。女だけではない、男もだら〜〜っとランニング重ねたり、体のラインはわからぬ系だ。男女共にボーダレスだ。母と子もそうだ。「お友達みた〜〜い」なぞと若作りした母が腕組んでミニスカートとか、いかがなものか、、と。ふと、思う事は、こんなボーダレスは責任回避から生まれるのでは?と。男である責任、女である事の責任、母である事の責任。逃げたいのだろうか。。
そんな事を考えつつボーダレスこそ良しとされているクラシッククロスオーバーなる分野に思いをめぐらしつつ、責任はとらねばいかんのだ、ぞ。と。

2004年10月10日(日) 前橋

プラネタのコンサートが前橋であったので、ひさしぶりに前橋に帰郷した。
とはいえ、新幹線で1時間だし、別段遠いわけでもないので気合いは入らなかったのだが
コンサート会場で次々とあう、中学のときの音楽の先生や、幼なじみや、先輩などと何年ぶりもしくは何十年ぶりにか再会し、ああやっぱり私は群馬人なのかあ、、としみじみとした。かなあり昔見覚えあるホールに最近馴染みあるプラネタの人やスタッフがいるのもなんだか不思議な時間の交差だった。
大学二年まで都会なんかあ〜、、と臍曲げて新幹線通学していたのに、一旦、東京に住んでしまうと渋谷に着いたとたんに、あ〜、やっと帰ってきた〜〜なぞとアノ人ごみで思ってしまうのだから変なものだ。ぞ、と。

2004年10月12日(火) ミンク

「今年はファーが凄い!」とかどの雑誌でも特集され、店頭でもファーがかなり展開されている。実は私も動物愛護だし、猫もいるし、なのに、、結構獣毛系には目がない。あのフワフワに誘われいつも店頭でも触ってうっとりしてしまう。玄関には子牛の毛皮、リビングにはシマウマ、椅子は牛、なぞ、そこら中に実はある。服も馬皮やら牛皮やら多い。。昨年思い切ってミンクの長ロングマフラーを買った。見た目は短く刈り込んであるのでベルベットにしか見えない所がなんかグっとくるのだが。。やはりベルベットにしか見えないので値段の割にカジュアルなのだ。。。ぅ。
さて、血は争えないのか、母は寒がり&日本のチベット群馬在住の為か、無類のミンク好きだ。だが、、このあいだ、古くなったコートを部屋着にリフォームしたと自慢していたので、へ〜〜っと思ってたら、なんとロングの袖無しちゃんちゃんこになっていた。
要するにコートの袖を切ったのだ。いやあ、、どうみても熊撃ちだ。まあタンスで眠っているよりは実用的だが、黒い長毛のミンクのちゃんちゃんこはカナリだ、ぞ、と。

2004年10月17日(日) きっと郊外

『「楽市」って最近よく聞くけどどこにあるのかしらね〜〜』『あ〜〜そうねえ、確か郊外のほうらしいわよ〜〜』『安いらしいわね〜〜』『郊外ね〜〜』
っと、サウナでぐだ〜〜っとしたおばちゃんたちが楽天市場の実際の在り処について語っていた。いやあ、確かにネットという存在を知らずに「何処で買ったの?」って答えに「楽市よ」っと答えが帰って来たら「ジャスコよ」とか「西友よ」としか比較のしようがないのだろう。どっかに楽しげーな市場があるに違いないと思うはずだ。、、、
うーん。やはり天然の妄想は凄い。おばちゃんたちになんとか楽市の本当の姿を教えてあげたかったが、かなり難しいのでやめたのであった、ぞ、と。

2004年10月21日(木) 

最近ヤケに雨がふる。雨は嫌いではない。スタジオとか窓のないような空気の流れない所に凄い晴天の秋晴れに入っていくほど嫌な事はない。むしろ雨で身動きとれない日だったら諦めがつく。こんなに雨が多いとたまあに晴れるともったいなくてしょうがなく公園で昼寝をしたりしている。このあいだも公園の噴水脇で本気寝をしてしまった。結局風上に陣取ったオンナどもの化粧臭さとタバコ臭で目覚め「おめえらこのやろ!」と怒鳴りたい気分だったがしょうがない。ここは公共の場だ。私の土地ではないのだ。だが、公園にはノーメークでおにぎりでしょ。と言いたい。気付くと長髪のじじいとむっちりした太ももの女がミニスカートできっとエロビの撮影の爽やかな一こまを撮影中だった。うーんコレは爽やかというのか嫌らしいというのか、、などと哲学的な思考になりつつ帰宅したものであった。
だが、今日のように雨がふり続けるとあきらかに思考回路が変わる。
日本の独自の思想はこんな雨から生まれるのだろう。

2004年10月24日(日) 移動広告

最近トラックで爆音流して看板をガンガンに光らせる広告トラックがやたら多い。大型だけではない。小型のトラックでもぐるぐると一カ所のルートを回り続けていることがある。確かに信号待ちしているとき大音響で眩しいトラックは目立つのだが、あのパチンコ屋の大移動のような下世話さはどうなのか、、、と思う。適正音量ではないから音が割れてウルサいし、部屋の中にいれば周期的に聞こえてくるそれらの音は目立つ周波数だけの変なリズムだけになってて怖い宗教団体が練り歩いているようだし。
と、思っていたら、モーターショーでトヨタがあのハイエースの改造車「サウンドサテライト」というのを出してた。ハイエースがバカっと観音開きして中からDJブースと大型プラズマディスプレイが出てくるというモノだ。要するに「どこでもクラブ」だ。
どうも、公園にやってくる紙芝居のおっさん風な発想な気もする。集客するのが面倒で人のいるところへオラオラ〜〜っと広告や音を運んでいくのは、どうなのか、、と。
昔、ラジオの時間に合わせて慌てて帰ってきて周波数合わせて聞いた音楽の染み渡りがなんだか懐かしいんだが。。。

2004年10月27日(水) フェチのある生活

今日はアルバム制作スタッフで打ち上げをした。
カメラマンのNさんとは長年の友人なので怪しい私生活はお互い情報交換しているのでいいのだが、日頃怪しいなどと思いもしなかった人たちの私生活がかなりヤバかった。みんな臭いフェチなのだ。一人はインコの頭の臭いに幼少の時ヤラれてからというものずっとその臭いを追い求める日々が続いている。MさんとMちゃんは飼っている猫の後ろ足の肉球の臭いを嗅ぐと恍惚になるらしい。二人して「お日さまの〜〜。。」とかカワイゲな事を言ってはいるものの、何のニオイだかわからんもんだ。
いつも思う事は、普通ゲな人が一番怖いよなあ。。と。
まあ、私は無性に男の腕を噛みたくなる事があるが、腕フェチではない。耳でも背中でもなんでも良いかもだ。癖程度なかわいいもんだ。
癖程度じゃ恍惚はないし、いいなあフェチのある生活って。。と、しばし今日のみなさんに憧れをもったものであったぞ、と。

2004年10月31日(日) Warp

WARPは私にとって登竜門というか、その当時現代音楽漬けだった大学時代、何を聴いていいかわからなかったときの指針だった。なんかないか、なんかないか、と探しても雑誌の「RIMIX」をくまなくよんでもまださっぱりわからず、Warpなら大丈夫と思いいつも買っていたもんだ。
そのWarpの「Warp Vision」というワープのビデオクリップを1989-2004まで集めたDVDをよくリビングでかけっぱなしに最近しているのだが、なんだか当時を思い出して懐かしくなる。
新しいとはなんなのか、、と昔を振り返るとわかったりするもんなのかもしれぬ。ぞ、と。

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