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2004年3月2日(火) リコーダー

最近リコーダーがなぜか私の周りのひとたちで流行っている。今日はSちゃんが木目の美しいリコーダーを持参し、ぴろぴろ吹いてくれた。リコーダーはもともと木でできたとても古い由緒正しい美しく素朴な音色な楽器だったのに、あの小学校の音楽の授業のおかげでどうもハーモニカに続くださくてその他大勢的な楽器のイメージが作られてしまった。鼓笛隊で、笛というと。。ああ〜笛ねえ。。というあのイメージだ。さらに、、いっつも机の奥のほう〜にあったためか吹く所に青いカビがはえ、臭い袋とともに陰湿なイメージもある。さらにだ。。音楽の先生のオヤジがムヤミに「貸しなさい!」と吹いた笛に口をつけるのがイヤでイヤで。。っと、良く考えればなんと音楽の授業って浅はかで意味のないモノだったか。。と日本の教育を問いたい。意味も無く民謡の名前のその国を覚えさせたり、、聴かせもせずだ。「黒いひとみのスーザン」なんて黒板に二行に書くから「黒いひとみの」と「スーザン」と二曲と勘違いしていたし。。ギリシャ時代のように数学、天文学、音楽。と同レベルにすべしだ。。。とか言いつつも、、まだキスをした事がなかった小学校時代。。縦笛を通して間接キスをするチャンスをず〜〜っとねらってのは私だけではあるまい。。ふ。ウブだったぜ。と。

2004年3月5日(金) ライクス....

ダニ シシリアーノが一月に発売した「ライクス...」の音のミックスもさることながらいろいろなミックス具合にちょっとシビレている。歌はやや荒み系、場末系、煙草が良く似合う声なのでもちろん好きなのだが、夫であるマシューハーバードのエンジニアリングに愛を感じる。エレクトロともジャズともつかぬ感じ、寝室とクラブともつかぬ感じ。きっと彼等には音楽が日常であり音同様の色、匂いの中で生きているのであろう。
「どんな風に歌ったらいいですかぁ?」とはよく受ける質問だが。。思うに「どんな風に生きていたらいいですかあぁ」と同じ質問で、とってもその場で作れるものではないとつくづく思う。場末感も場末な感じを演出されてはカナリ侘びしい。
ラブリーというとフワフワのピンク感ばかり想像しがちだが、「ライクス...」のような余裕シャクシャクなラブリーにはカナリ憧れを感じた。
「みんなで荒めば恐くない」だな。。。と。そしてそういう開きなおりが堂々とポップスになるのだな、、と。

2004年3月7日(日) ホンモノか。。否か

従姉妹が焼き物をやっているせいかソノ手の店によく連れてかれる事がタマにある。よく面白いなあと思うのが「おお、コレいいなあ」と思うと値段がヤケに高い。だが焼き物も年代モノともなると本物偽物の見分けはカナリ難しい。結局メトロポリタン美術館の鑑定師ですら「見た瞬間の直感」を一番頼りにするらしい。
今日はなにやら一緒に御飯を食べてたAがヤケにソワソワしていたので問いただしてみると「最近さあ、根付(印篭のストラップようなモノ今の携帯のストラップ流行りの伝統はココにありか。。)に凝り初めてさあ、もうすぐオークションが終了するんだよお」と。どうやら競っているらしい。。げげげ、、20代にて骨董ぢぢい趣味かよ。と。、、。 Aは結局手に入れたのだが、果たして写真しか見ていないので手にした時の直感はいかがなものか。。まあ本人が良ければどちらでもいいようにも思う。人間も結局は1秒くらいの「見た瞬間の直感」で愛せるかどうかわかるようにも思うし音楽も「聴いた一瞬」でクルかどうか感じるし、、だが、、ソノ感じる直感っていうのをより鋭いモノにするのに一生費やすのかも知れぬなあ。。と。しかし、根付、江戸時代の実用性のある職人芸術っていいなあ。。

2004年3月8日(月) なぜ占い

私の作ったモノがオカシな場面で流れていると結構お知らせが友だちから来る。プリンセス 天功はカナリ使っているらしい。他、叶姉妹とオナベ達の対談モノ、最近は「占いにはまる女たち」という特集でずうっとバロックが。。そして今日ブチっとTVをつけたらやはり占い番組でエキオペがずうっとだ。。。実は、最近髪をカラーリングする時いっその事真っ黒にしてみたいなあっと思いつつ、「カキアゲさん水晶持ってそうですよねえ〜」とかよく言われるし、ふと不安になり、美容師に「黒のロングのストレートってなんだか占い師くさいですかねえ?」と相談したところ、「じゃあやや赤っぽい黒にしましょう」と。。が、できあがって「たまにはちょ〜っと巻き毛っぽいのもゴージャスですよぉ」とか言われ、どうせ仕事場帰るだけだし、、とセットしてもらったら、、「なんだこれじゃあ、占い師+叶美香+プリンセス天功÷3じゃん。。」と。見事に音効さんの思惑どうりになってしまった。。。まあ、思えば、「うーん次はどういう世になるのじゃあ?と日々占い、オトコ好きだし、いざ、舞台ともなると銀色シンセにスモークマシーンやらフラッシュライトやらミラーボールを仕込み、客を驚かし、、」なんだ。。近い類なのかよ、、と。。。は!っとしたのであったぞ、と。

2004年3月10日(水) 猛禽類か、有袋類か。。

「お、飼いたがってるフクロウ売ってるぞ」とわざわざπから電話をもらった。猫をしばらく仕事場に預かっていたのだが返してしまったのでカナリ寂しく思っている矢先だったので、シバシ妄想がひろがり本気で以前より好きなフクロウを飼う夢がどわ〜っと広がりいろいろ調べはじめた。が、、、やはり猛禽類。肉食なのだ。しかも冷凍ネズミや冷凍ヒヨコを人肌に暖め内蔵をくりだし与えねばならぬ。。。プラネタなぞの天上系の「ア〜ベマリ〜ィア〜」とかミックス中に「あ、そろそろネズミの内蔵くりだしてあげなきゃ〜、あ!血が飛び散るじゃん」っとか内緒だな。。。。。。と。実は仕事場の契約更新時期になり契約書を読んでいたら「他人に迷惑をかけぬ小鳥などの小動物」なら可なのだ。犬猫禁止だ。。。ふふ。フクロウも見た目は遠目で見ればカナリ小鳥だよなあ。飛ぶし。しかも私と同じく夜行性だし。。肉食以外はイイ感じだ。
が、、実は私にはウォンバットを飼うという壮大な夢がある。オーストラリアでは飼っているらしい。今日Aが「アメリカでもよく見かけたぞ」という情報も得た。ならば日本でもイケそうだ。アイツなら穴さえ掘れる土があれば草食だし。。有袋類なので、袋に実印とか収納しておけばどろぼう対策にもなるし。。と、夢は膨らむのであった、ぞ。と。

2004年3月11日(木) エンドルフィン

そろそろ基礎化粧品が切れてきたので新製品を試したいぞと思い、この間、某撮影で「最近お肌にイイのってなんですかあ?」とメイクの人に聞いたら「そうですねえ。。何よりも誉めオトコでしょうねえ。。」と言う。ソレ、新製品じゃないじゃん。しかも買えないし。。。確かに女性を上手に誉められる上等なオトコというのはなかなかいないものかも知れぬ。愚妻などという言葉が象徴するように、テレだかなんだか知らぬが日本男児たるもの決して好きだの愛しているのだの綺麗だの言わずでまかり通っている。とかなんとか思いつつ誉めオトコは買えぬので新製品を雑誌等で探してみたら『恋などで幸せだと感じるとき脳から分泌される快楽伝達分子「エンドルフィン」が、肌にも分泌されていると肌が輝く』事に注目した「エンドルフィン」を生成させる成分配合の高いクリーム等がありビビった。ぬぬぬ?要するにホメオトコエッセンス配合かあ。。いやあ、こんなクリームつけてうっとりしてちゃマズイでしょ。。。。買わないぞ。と。

2004年3月12日(金) 100億円とダミー

御近所で夜遅くまで働いているHが「会社でネット見てたらどんどん株が下がって下がってトホホだよ〜」と言う事で気晴らしにカフェでお茶をして、株の話し等をふんふんと何もわからずだが面白いので聞いていた。「1億円あったらじゃあ株に使うの?」と聞けば「間違い無く使う」らしい。。だが。100億円あったらジェット機を買うらしい。そういえばHはイタリアマフィアに憧れていたような。。。だが、そんな浮いた会話のバックにポーティスヘッドのダミーが暗〜〜くかかり始めたので、耳は完全にソチラにいってしまった。1億も100億もまるっきり別世界の「ダミー」は確かもう10年も前の作品なのにカフェでかかると何よりも新鮮に聴こえる。いやあ元祖、老舗は違うなあ。世の中の株価が動こうがなんだろうが不動の位置にずっといるポーティスヘッドに今日はヤラレタ。世の中の動きを見て直感を頼りに新しいモノを作ろう!というくらいの志しでできた音楽なんてたかが知れているのだろう。世の中なぞ見ててはいかんのかもしれぬ。全てを賭けているような、捨て身の美しさこそなのかなあ。。。。っと、100万も1億も100億もどうでもいいような気がして部屋に戻りダミーをしみじみ聴いたのであった、ぞ。と。

2004年3月14日(日) 閉所快楽症

基地づくりというのが小さいときから好きだった。まずは机の下にいろいろモノを集め下にもぐりわざわざ本を読んだり。。押し入れの中を改装して寝泊まりしてみたり。かなり快楽を感じる。そのせいかわからぬが、私にはずっと温めている夢というか現実的な目標のようなモノがある。キャンピングカーのスタジオ改装だ。サンレコにMUMが灯台でレコーディング、そして屋外でボーカル録音、、なぞと詩的な写真までついていた。だが機材を運ぶのが大変だったとか。。ふ〜〜ん。。やはり。キャンピングカーの改装しかない。意外と簡単そうなのだが、いつも思うのが安定した電源の供給だ。ガガ〜〜〜っとウルサイ発電機では困る。うまくいったら秘湯めぐりレコーディングなんて軽いもんだ。神社仏閣御利益ツアーもお手のものだ。。。狭い中にぎっしり機材と寝泊まりできる生活空間のまま「どこでもスタジオ」移動。。いいなあ。。どらえもんのどこでもドアなぞという他力本願よりかなり能動的で意欲的だぞ。

2004年3月17日(水) イメージ

私はほとんどの歌のデモは自分の自宅スタジオで録音する。自分の歌ならばそのまま本チャンなのだが、みなさん歌手の方々はなんせ雰囲気というものが大切なので気合いの入るハードな外部のスタジオのブースのほうが盛り上がっていいものが録音できる。最近もろもろのデモ録音で日替わりで歌手の方々がやってきては歌ってもらっているのだが。。デモなのでかる〜くその曲の感じをつかんでもらうのが一番だ。で、、私1人ならキットカットにコーヒーのところ。。休憩には私が手作りのケーキなぞを焼いてハーブティとかで妙なおもてなしをする。で、もろもろの女子高の放課後のような話題でウシャウシャとお話してる時間のほうが歌ってる時間より長いかも。。だ。だが。そうやっていろいろ人生について(おおげさか、オトコの習性について)語り合った後のほうが断然イイ歌になったりするのだ。全ては飴と鞭なのであろうが、、断然飴の効果のほうが高いような気がしてならないぞ。と。他人には飴、自分には鞭、、、なのか。。うーん。できれば、自分で飴、他人から鞭のほうが楽だぞ、と。

2004年3月19日(金) 聴かせ耳

今日はやっと地道にミックスをしていたプラネタのアルバムの最終落とし作業をしていた。ずっと独り悦に入ってやって「ふ。満足」というレベルまで達していたので自信満々でエンジニアの人と落としを始めた。が。。いざとなると面白いもので次から次へと「あ〜これのほうが。。。」というポイントが出てくる。不思議といろいろな事の気付く耳へと変化しているのだ。それと似た現象としてデモをせっせとまた独り悦に入って作り「最高完璧!」と思い、さて、と聴かせた時「は!」とする。だいたい「ココ要らないんじゃん」とか「うわ、押し付けがましい、、」とか「げげ、、私の歌ヤバイ、、」とか、なぜ今まで見えなかった事が見えてくるのかが不思議でならぬ。きっと聴く時相手の耳にもなって聴くのであろう。「もう一音のなおしもありえぬ」はずが山程なのだ。そう思えば、例え自分1人でできたにしても、この「聴かせ耳」化する為にも誰かとの作業はホント大切であるなあ、とつくづく今日感じた。ぞ、と
さて、、今回のプラネタ。カナリ凄い。やはりどんなジャンルでも音楽は愛ですねえ。。としみじみ。

2004年3月20日(土) 春の雪

今日はかなり寒かった。3月入ってから大雪が降ったりすると必ず思いだす変なシーンがある。昔、シャルルや灰野敬二たちとヨーロッパを回ったノイズ巡業の時、灰野さんと話しがなぜか一番合い、いろんな音楽の話をしたのだが、(ああみえて)彼は中世宗教音楽マニアで凄い量のCD、レコードを所有しているという。その頃の私は全身ゴム着てシンセでガ〜〜っとノイズ出してたんでお互い「え?ノイズ同志なのに意外〜」っと日本帰ったら灰野さんちに遊びに行く約束をしたのであった。そうして遊びに行き、かな〜り個性的なインテリアのもと、灰野さんが外の野良猫に餌なぞあげつつ宗教音楽談義をしていたら春なのに大雪が降り始め電車が止まり、、帰れなくなったのだ。。。。と。今でも春に雪が降ったりするとあの濃い朝まで談義を思いだすのだ。それにしても回覧板とか回したりキサクな兄さんだったぞ、と。

2004年3月25日(木) 直感

私は計算して物事を比較検討する事が苦手だ。だいたい直感でしかモノ選びができぬ。だが、デカイ選択は後で取りかえしがつかないのも困るのでやや慎重になるもんだ。
もうすぐ仕事場を引っ越すのだが、物件も時間がなく10分くらいしか見ずに決めてしまった。なんだか盛り上がったのでヨシとしてしまったのだ。。。だが、今までの仕事場のビルが大規模修繕工事が始まりドリルで穴あけたり壁ぶち壊したりしての昼間の工事の爆音で何もできずが7月まで続く事が発覚。まったく運がいいのだ。さて引っ越しだ。。見積もりに来てくれた業者が「お〜いいっすねえ何インチっすかあ〜」とデカイプラズマテレビの心配ばかりしているので「あの〜こっちのほうがはるかに高いし真空管だし大切なんですけどぉ」とマンレイのミキサーを指して言っても振り向いてもくれなかった。。うーん。大丈夫かなあ。。
引っ越しというのはなんだか疲れそうなのでぜ〜〜んぶやってもらうスペシャルコースにしてみたのだが、、楽しみである。アレはソコ、ソレはアッチ、と思う存分コキ使えるのだ。オトコ4人買い取りで下僕のように働かせるのだ。病みつきにならぬようにしよう。っと。

2004年3月28日(日) 写真

公園のベンチがちょうど桜の木の下にあったので横になってぼや〜〜っと白昼夢していたら「カシャ!」「カシャカシャ!」というシャッター音がする。ちろっと見てみると桜の花を凄い接写で撮影している。20代後半、色白、華奢でウィンドブレーカーにスニーカー男は他にも凄い接写で草やなんやらを撮影してた。うーん。桜って質より量の花なような気がする。薔薇一輪はあり得るが桜一輪ってあり得ない、と。多ければ多いほどいい花なのであろう。お花見スポットもいかに大量の桜があるかが競われている。というわけで、なぜかウィンドブレーカー男の桜の花一輪接写が気になった。
もし、ソイツが人物を撮る時は大好きな目とかを巨大接写するのかなあ。。。。と思いつついつものスポーツクラブで泳ぎ終わった後、更衣室で素っ裸のまま頭にカーラーを巻き異常なド化粧に念には念を入れているオンナに目が釘付けになった。しかも回りが見えていないのか鏡に向かって微笑んでいる。アイラインをググっと書いてデラデラの赤い口紅で素っ裸はカナリ気持ち悪かった。私が男ならあんな風に裸になられてもベトベトしそうで抱けないなあ。。とか思いつつ。。。やはり桜もオンナも局部ではなく全体でナンボすねえ。。っと。しみじみ。

2004年3月30日(火) バタバタと。。

最近引っ越しまでになんとか区切りよく仕上げてしまおうとカナリ作っている。まあ大丈夫とは思うがデータの不備があってはいけないと思うし、だ。だが雑用がなんせ多い。今日は NTTの工事に付き合っていた。工事人の名刺を見ると「趣味 音楽鑑賞」とある。ふ〜〜ン仲間じゃん。と思い四方山話しをしてみたら本当はF1レーサーになりたかったが金稼ぎの為歌ったりしてたのだそうだ。ほ〜〜。で、「ところでどの部屋にジャックつけるんですかあ?」と聞かれたが「ああ、まだ決めて無いんです」と言ったら、「じゃ〜サービスで全部屋につけちゃいましょ!」と明るい。ならばウシシと頼んでしまったが次の打ち合わせに時間が間に合わなくなってきた。「あの。。次に間に合わないんですが。。」と切り出したら送ってあげるという。。だが、、NTTの工事車で打ち合わせに到着するのもナンなので丁寧にお断りしたのであった、ぞ。と。あ、ついでにいろんなスプリッターとかケーブルとかまでもらってしまった。。いいのかなあ、。商品だよなあ。。だが、、四方山話し作戦は意外とイケルぞ、と。

2004年3月31日(水) 今日で

今日でここらへんともお別れかあっと思いつつハーレーを飛ばしてたら妙にじーんとした。(と、言いつつもカナリ近所に引っ越すのだが、)本当の激近所の作品に及ぼす影響力というのは絶大なものだと思う。ここいらに住んでからそのまた昔高校出てすぐに牛と耕耘機くらいの音しかしないド田舎に一軒家を借り来る日も来る日もクセナキスやペンデレツキを爆音でレコードを聞きながら作曲にいそしんでいたときをなぜか良く思いだしていた。夏などクーラーも無かったので10分おきくらいに水風呂につかりつつ、なまあったかいピアノ鍵盤をポタポタ汗たらしながら弾くのは結構快感であったよなあ。。とか。。私には大きな周期があるらしく、なんだか最近ソレらしきモノを感じる。次なる周期はどんなものかはわからぬが、なんとなくワクワクするのだ。と、いうわけで、かな〜りの廃虚に明日から引っ越すぞ、と。九龍城バリだ。。階段崩れなきゃいいんだがなあ。。

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