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2004年1月2日(金) ボーダフォンの謎

明けましておめでとうございます。正月くらい帰省せねば、、と私も1日に帰省し2日の今日慌てて戻ってきた。放置した猫がストレスで機材にゲロをしていないかが心配だったのだ。慌てて帰って来てみると、ほお〜〜。猫は泡くらいしか吹いていなく、ナカナカな状態、がが、良く見ればだ。茶色く固い物体が、AETの青いケーブルギリギリの位置へ数個転がっている。。まさか。。のマサカだ。げ!とりあえず証拠写真を、と携帯で撮り、処置した。猫に馴染みのあるAとπなどに送りつけ、ほ〜〜っとMac立ち上げてみるとボーダフォンに年始に送ったメールが文字化けして読めなかったという返事ばかり。。ぬ?変だなあ。。と。と、思いきやボーダフォンのπから即レス「で、この画像は何?」と言うので「ゲロぢゃないよ〜」と、何回かやりとりすると「ところで、あなたは誰?」と。。「は?フルネームでしょ?私のアドレス」と、私は携帯もMacも実名がアドレスになっている。恐ろしい事に、πと思っていたアドレスは赤の他人であったのだ。。うう正月早々なんてこった。。しかも実名で送ってしまった。、だ。そして見知らぬ誰かに「いやあホントにごめんなさい。ウンが良かったと思って下さい」っと、締めくくったのだった。ぞ。と。(もちろん返事は無い。。)

2004年1月4日(日) 真似文化

いつも作っていて思うのだが、「アレ?これ作ったっけ?」という自分で昔作ったものにそっくりな気がしてならないのだが記憶が曖昧なのだ。もしくは、昔こんな手口で作ったけどもう一度しちゃいたいなあ。。のようなヤヤ後ろめたいような気持ちだ。そんなとき「ふ、日本の伝統は真似文化なのだ。伝承してなんぼのもんじゃ」と遠回しな言い訳を考えつつ悩む。西洋では絶対に個というものが確立せねばならなく結果対位法のようなポリフォニーが発達したのだろうし、アジア圏では読経のようにモノフォニーもしくはヘテロフォニーである。微妙に真似しつつズレるという声の重ねかただ。だからこそ西洋音楽では新しいもの独自のものと追い求め結果今のヤヤ言い訳がましい現代音楽などにも至ったのかもしれぬ。そんな事を考えつつネタやぱくりに思いを馳せる。「DJなんてぜ〜んぶネタ回しじゃん」とか。「サンプリングだから面白いのだ」とか。。「バッハグノーのアベマリアなんてパクリじゃん」とか。。バッハグノーなんてお互いあってこその素晴らしいオリジナルとなっている。DJシャドウの「オルガン・ドナー」なんて唯一無比だ。
うーん。やはり、映画ゲロッパのJBそっくりさんも、元が大物だから笑えるのだし、清水アキラもそうだし、酔っぱらうと嬉しそうにAがするどらえもんファミリーの物まねなぞ、どらえもんがいなかったらただのアホだし、、と、、日本の伝承文化に思いをはせながらマイパクリについて考えるのであった、ぞ。と。

2004年1月5日(月) 隠れたお洒落

「ふん、あのオンナなんてどーせスーパーで3枚1000円のパンツはいてるくせに!」と以前オーエル同士の罵りを聞いて以来その言葉が頭にずっと残っている。いつも行くジムでも更衣室で「オイオイそんなにキメてるくせに、その下着はないよねえ、寂しいオンナねえ。。」っとか「ぬ?このおばちゃん、相当の良い所の奥様なのね、、実は。。」とか実感したりするものだ。やはり見えぬ所、見せぬ所で本当の姿は見えるのかも知れない。オンナの裸と下着はとっても雄弁だ。と常々思う。
だからという訳ではないのだが、私は仕事で一段落したときや思わぬ印税が入った時など、なぜか下着をドカっと買う。自分の全体が底上げされたようなそんな気分になるのだ。誰に見せるでも脱がされる目的でもない、花を部屋に飾るのと似ている。
さて、そんなジムで、私はもう一つの密やかな楽しみとしてGUCCIのゴム帽で泳ぐというのがある。私が結構頻繁に泳ぐせいか頂いたモノなのだが、うっすらとGUCCIのロゴがびっしりはいっているゴム帽は結構アホだ。とろけそうなヂヂイやババア達の中でコレをかぶって泳ぐのも隠れたお洒落な気分で結構爽快だぞ、と。

2004年1月7日(水) 疑似

フルオケやストリングス、大人数のコーラス、などなどデモの段階では疑似音で作るしか無い。いくら疑似でもホンモノそっくりのほうがいいよなあっと、そろそろシステムを入れ替えようと物色しているこのごろだが、、見つけたのは「歌詞と音符を入力するだけで歌を歌うソフト」だとー?むむ。その名もレオン、マリア、ローラとかいかにもな名前までついている。。デモを聴いたらかなりであった。ストリングスなどももう30GBの容量とか当たり前だ。ふう。。確かにデモを聴いているとホンモノチックだ。ただ、問題は作っているときの操作性や簡単さ、macに負担がかからぬと言う事なので悩んでしまう。結局はハードウェアーのサンプラーが安心ということになるのだ。なまに差し換えるのであれば諦めた音のほうが潔いな。と例えばプラネタなぞではフルート音とかで作っている。疑似は悩む。どうせならよく従ってくれるやさしいフルオケが常時自分の家で待機しててほしいぞ。と。

2004年1月10日(土) 疑い

機材の不調はいろいろな疑いがあっていったい何処から問題を解決したらいいかわからなくなる。今日も何度もMIDIの不調と思い配線をいろいろやりなおしたりしてヤナ汗をかいていた。どうやってもピアノの音がかぶるのだ。それもそのはずで、マスターキーボードのスピーカーがONになっていてそこからピアノの音がでていたのだった。MIDIじゃなかった。
最近レンズがくるくる動くデジカメを買ったので喜んで自分のほうを向け撮影してたのだが、どうあがいてもJPEGで取り込むと画像が逆さになる。うーん、不良品かも、、とUSBを疑い、MacのQUICK TIMEをバージョンアップしたりっと忙しかった。が、猫の写真は上下があっているのだ。なぜ、猫は大丈夫で人間はダメなのか。。そこが問題だ。と猫と一緒に写してみたら、今度は逆になった。。うーん。なぜだなぜだあ。。っと唸っていたら、ハっと気付いた。自分撮りのときはくるっと回すからレンズが逆さまになるのだ。
ウ。。。そのくらいカメラ開発のときに自動で補正するようにしろ、よ。と言いたい!
いろ〜んな開発している癖に現場の事があんまり改善されていないよなあ。。と。あ、私が原案だして特許とろうかな。。。だぞ。と。

2004年1月11日(日) お互いの勇気

いつもいくスポーツクラブの謎で「株主様専用」とぶっといマジックで書いてあるちゃっちいママチャリがいつも駐輪場にある事がずっと気になっている。いつも入り口の店員にその謎を聞こうかどうしようか悩みつつ通りすぎてしまう。私のモットーとしてスポーツクラブで顔見知りを作らないというのがあるからだ、「最近どーよ?」みたいな会話はしたくない。が、、今日帰りのチェックアウトと時いきなり「あの、、全然関係ないんですがいつも自転車で来ますよね?」と聞かれた。マヂビクっとして「あのハーレーは確かにオートバイではない、、」とか思ったら、店員はハーレーのバイクが大好きでハーレーの自転車があるらしいという噂をいつも疑問に思っていたら私が乗っているのを発見し、いつか声をかけようとずうううっと勇気がでなかったらしい。やっと話ができて嬉しそうだった。。が、、私は「株主様専用」の真相を聞きそびれた。。
「いったいどんな株主様か、お買い物好きなのか、すっげえケチで自動車には乗らぬのか、、」っと。いろいろ質問は山のようにあるものの、まあそれについての妄想が楽しいからいいか、、と。

2004年1月12日(月) 街頭インタビュー

もし、いきなり街角で「おすぎのファッションチェック」にでくわしても絶対私は拒否するのだが、みんなバッサリ言われるのを覚悟で嬉しそうにダサイ格好でテレビで微笑んでいるのがわからない。以前ボーリングフォーコロンバインというアメリカの銃問題を突撃アポなし取材でつづるメディアの罪についての面白い映画を見た。私はテレビをDVDくらいしか見ないし、そういう人たちが増えたとはいえまだまだイナカではテレビこそが全てであり、私なんて代表作を自分のアルバムではなくNHKのニュースとかもやってます。と言ったほうが信用されるくらいだ。。。うう。まだまだメディア信仰と弊害は山積みだ。思うに、自殺、他殺報道は本当に時と場所を考えて流すべきだ。中央線で自殺が多いといわれながら中央線のホームに立つのはイタタマレないぞ。
今日はうまい魚が食える行列のできる店にランチに行った所、いきなりフジテレビの取材が入り、店のオネエさんが「はい〜〜この中で撮影されたらまずいひとなんていないだろうけどいたら手上げてちょおだい〜〜」っと言ったので即刻手をあげたら、なんと50人くらいいた客の中たった私ひとりであった。非常に気まずく「あ、すいませんチト悪い事してるもんで。。」っと場をなごませようとギャグのつもりで言ったのに店中し〜〜〜んっと静まりますます気まずいムードが。。。非常にうまい魚だったのだが。。咽の通りが悪かったぞ、と。

2004年1月15日(木) ドラエもん

よく、一番欲しいものは?という問いに「ドラエもん」とか言うカワイイ女が時々いるが、カワイイふりして実は強欲なのだ。アイツらはどらえもんはどうでも良くてあの、なんでも出てくるポケットだけが狙いなのだ。「きゃあカワイイどらえもん!」とか言いながら陰でこっそり「早く若いオトコだしなさいよ!、あ、フェラーリも一緒に」なぞと言うに違い無い。さて、そんなカワイイふりしたヤツラの願いを間違って叶えてしまったバンダイが、「ドラエもん ザ ロボット」なるものを売り出した。750もの言葉を話し、対話する家族の一員に、、など夢をほざいている。http://www.bandai.co.jp/releases/J2004011401.html しかも、安い。さらに、どらやきを追い掛ける「フェロモン機能」などまでついている。。。ぬぬぬ。。。
うーん。。欲しいような気もする。
が、家族の一員などという暖かい状況ならまだしも、カレシもいないような寂しいオンナがひとりワンルームにドラエもんロボットと暮らしつつ「どうしてアノオトコは私を追わないのよ!」とか言いながら、フェロモン機能を使いこなしているのを想像するだに、あ〜〜恐い。恐いぞ。。。っと。

2004年1月17日(土) 考えるの図

よく滝に打たれて修行しているの図を見る。滝にはマイナスイオンが凄く多く確かにいいアイディアが閃くらしい。温泉などの打たれ湯とかもいいらしい。私はよくサウナと水風呂の交互とシャワーをくり返して色々なアイディアを練る事がある。部屋でずっとMacの前にいるととても現実的でできることしか見えなくなるので機材を前にせず、ただただ非現実な願望を妄想するのに素っ裸で携帯も何も無い、しかも熱かったり冷たかったりの環境がいいように感じる。新しい企画や詩などは特に縦横無尽になれるので良い。今日はしみじみ詩を考えていた。自分アルバムではなくプラネタなのである程度メルヘンが必要なものの、サウナに寝転び「うげ、、汗すげえ出た、、」とか思いつつラブリーな詩を考えるの図はあまり美しくないなあ。せめて水風呂から出るときはボッティチェリのビーナスの誕生のポーズでもとるとするか。。。と。あ、髪の毛の長さが足りんぞ。。。

2004年1月21日(水) 壁紙と待ち受け

今日Rちゃんからハリーポッターを壁紙にしている。と聞き、なるほど、らしいぞ、と。
私も昔愛しのウォンバットのあらゆる写真を壁紙にしてウットリしてた時もあった。が、スタジオで「このねずみなんすか?」とか言われる度に説明が有袋類で、、とか難しくやめた。今は無地に壮絶に散らかったデスクトップで、50位のファイルやHDやソフトたちがぐちゃぐちゃになっている。いつも私の恐ろしいシネマディスプレイを見ては「こんなんで良く仕事できるねえ。。」っといわれ、「あ、触るなよ!このびみょ〜な位置関係で私は覚えているんだから!」とアヤシイファイルがあるかのごとく焦る。コンピューターの壁紙に子供の写真とかあるヤツとかな〜んか一緒に仕事したくないなあ、。。とか。。いろいろその人なりをよく表しているのかもしれぬ。それと一緒で携帯の待ち受けも結構そのひとなりを表している。私なんてずっとマンレイのコンプ写真で着信に圧力かけてたりしたし、、、。猫の写真に変えたら「なんだか寂しいオンナみたい」と言われたので今は堂々と自分の秘蔵写真にした。そしたら「ナニ考えてんだおめえ」と言われ。。。うーん。意外や待ち受けくらいだというのになんだかひととなりを判断されているんだなあ。。と。

2004年1月23日(金) ソノ気

[es]という映画はカナリ恐かった、実話に基づいたもので、2週間高額のバイトとして監禁され囚人役と看守役に別れてその役を演じ、心理的にどうなるのかという実験をした結果、役にはまりすぎて殺人まで起きる暴動になってしまったという恐い映画だった。
さて、今日は名古屋に世界第2位になった自動車会社のイベントのオープニングの用事があった。なんせ社長は小泉さんより偉いだなんだという噂でかなりピリピリしたイベントだった。秒単位でビチっとキメキメにするらしくスタッフも気合いまんまんだ。会場に到着のときから「ぬ?」と目立つイケメンが気になった。好みとかそうではなくなんか目立つのだ。が、リハが始まってみたらソイツはなんと社長代理役として各支店長や功績あった人たちに熱く両手で握手し表彰状を渡し、なんか一言「よくやった」とかなんとか言っているではないか。。しかも何度も何度も。
うーん。完璧にソノ気だ。カレはきっとアノ快感を忘れられずに大物になるか役者になるかするのであろう。シカシ、何度も社長役をこなしているだけで人はああも輝くのかと思うと「es」である。確かにオンナは「可愛い、キレイ、大好き」とオトコに言われ続けないとどんどんブサイクになってしまうし。ソノ気とはカナリのモノであるのだと実感した。さて、そんなイベントから仕事場に戻り、CORNESの派手なショールームや道ばたのピカピカのジャガーを見てなぜかホっとしたのである。ぞ、と。

2004年1月25日(日) すごくメジャーなのに、、

ふと「あ、ポテチってひょっとするすと1年くらい食べてないかも、、」と買ってみて食べてみた。うーん。。これこれ、、っと懐かしんで思わず私の知り合い中1番ジャンクフードで生きているBに「ポテチ食べて興奮したよ〜」っと言ったらコーラを買って来てくれた。そういうえばコーラもここ2年くらい飲んでいなかった。。うーん。刺激的だ。
そう思えば、凄くメジャーで目にしているもののもう何年も食べていないものだらけだ。
メールが当たり前になってからチョクチョク細かいメールのやりとりはするものの電話もしなくなり、実際に会わないのに日常化している人がそういうえば増えたなあっと思った。「今日はなんとかだったよ〜」のようなやりとりはしているもののその人の実際の味のようなものがどんどん薄くなる。そのうち、何年も会っていないということも忘れてしまうのかもしれぬなあっと。。ふとコーラとポテチを食べながら思った。自分が相手にとって濃い存在でいるためには片手間ではいかんのだなあっとしみじみしたのであったぞ、と。

2004年1月26日(月) 喜び

今週からいろんな録音が始まる。私にとって録音はとっても楽しい作業なのである。作る前の「は〜〜、、」というような漠然とした妄想より、やっと具現化されて人に聴かせられる段階になるんだから嬉しくてしょうがない。なんでか自分でも不思議になるのだが、なんでこんなにも自分で作ったものを誰かに聴かせるのが好きでしょうがないのかわからぬ。デモの段階から音楽業界ではないAなどにヤミクモに聴かせ「どうだどうだ?」と意見をきいてはフムフム思ったりする。プラネタなどはフルートの音でピロピロ全部同じ音色でなっているので訳がわからぬはずなのだが。。。「ほらほら、コレが原曲、なあ、メロ一緒だろお」とか丁寧に原曲のCDと聴き比べさせたりする。こういう暇があるならば、無くした銀行のカードとかちゃんと銀行行って再発行したりして残高わからぬままヤミクモに引き落としに備えて、自分の他の口座から当てずっぽうに振り込みとかしないでいれば、、といつも思う。高田馬場支店というのがイケナイ。さて余談だが、「高田馬場」と書く時、いっつも「高田の」と書きハ!とするのは私だけであろうか。。この「の」はいったいいつからついたのか。。。謎である。

2004年1月30日(金) 大山倍達

ひさびさに大久保の松屋(韓国料理屋)で背骨鍋をたらふくたべ、プンプン臭わせつつドンキホーテで生活に不必要なB級モノばかりπと物色したりしてた。πは山中湖などの山岳系スタジオに籠っているが、「お〜今日はクマが出たから作業中止だ〜」っとかNTTの工事が中断されたり、実際熊が出て人を襲うという。冬のクマは腹が減っているので食べる目的で、ヒカラびたばあちゃんを襲ったりするらしい。クマがばあちゃんを食うというのは自然の摂理なのか否か、、。では、私がブタの背骨汁を食べるのは自然の摂理なのか、、否か。
今日は道ばたでデカイ猫とカラスが追いかけっこをしていた。アレはどっちがどっちを食うのか。。雀と猫なら猫が食う側だ。雀は鳥類だし、烏もそうだし。。。と。猫を応援しておいたが間違いで逆なのかもしれぬ。。だが、どう考えても烏も猫も危険を犯してまで食べなくてもよさそうだ。
最近の、この鳥肉、牛肉騒ぎを見ていると、何の為に何を食べるのかよくわからなくなる。肉屋で売っている肉塊は動物の死骸なんだよなあ。。っといつも不思議になるのだ。肉食べたいひとはその生きた動物を殺す、という作業から熊のように始めるようにしたら面倒で滅多に食べなくなるような気がする。う〜ん、そうするべきかもな。そろそろ。。 まずは武術を習わねば、、、そうそう素手勝負だ。人間も動物も。「いやあ牛を食べたくて最近カラテ始めましたよ〜〜、今度勝負のときは是非見に来てくださいねえ〜〜」とかいう日常会話が交わされるのだ。イベンドも増えますねえ。。
あ、さて、大山倍達はちゃんと牛殺してから食べてたのかよ?。。。殺したら食べなきゃいかんぞ。と。

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