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2003年8月1日(金) ネーミング

コシヒカリのつもりで群馬には「ゴロピカリ」という銘柄のお米があると以前話題にのぼったが、今日もつくづく群馬人のネーミングの仕方はいったいなんなんだ。。っと思ってしまった。。実は制作佳境なのにもかかわらず群馬の母から呼び出され10月にするアフリカのひととのコンサートのホールの下見につきあわされたのだ。それだけでは悔しいのでせめて温泉につかってやる!と、うろうろしていたら「成人の森」という標識。うーんアヤシイ。要するに20歳未満お断りのゾーンということか。。。カナリアヤシイ。温泉にも無事入り移動しているとナント「日本シャンソン館」というドデカイ看板。なぜ、こんな群馬の山の中にシャンソンか!、、しかも、日本〜〜とついている、、日本をしょっておフランスのシャンソンをなぜ群馬に。。。館って、、いったいい。。。と謎につつまれつつ移動は続いたのであった。。。ま、そこかしこ、信号機をよく見ると「音楽装置付き」と「音響装置付き」というこれまた謎の微妙な区別のデカイ表示がある。。(目の不自由な人用なのになぜ?看板、、)うーん音響。。。ってこれまた随分オオゲサな、、、っとふとミュージックコンクレートっとか頭に浮かびつつ。。焼けた「ストリップ」とかの看板や潰れた旅館の廃虚とともに、しばしトリップを楽しんだのであった。ぞ。

2003年8月2日(土) ピアノ

今の仕事場にはピアノ(なまぴ)がない。ふとそう言えば、生まれてからずっと母親がピアノごと家出してた時以外はピアノと一緒に生きてきたように感じる。昨日ひさびさに実家のどでかいベーゼンドルファーを弾いたら、脳みそがデフラグされたような気分だった。まあずっとバッハのインベンションとフーガを弾いていたせいか。。無心で何かするってことはいいものだなあっとつくづく思った。それにしてもバッハのフーガとかを弾いていると「おいおい!」のような後に出来た対位法的には禁止されている「連続八度」いわゆるユニゾンがドドっとでてきたりする。が、その部分でノリがでるのだ。うーん。天才だな。そして法則なんて必ず後からできた統計だとしかいいようがない。それにしても良く作るなあ。っと。バッハ。しかも作っているとき楽しそうだ。というのがよく伝わる。ちょっとピアノが急に欲しくなった。が、しかし、やはりフルコンを完全防音に置きたいぞ。と。(誰かセットでくれないかなあ。。。)

2003年8月5日(火) 暑いのに

暑いのにスタジオはギンギンに冷えているし、機材の回りはむうんっと暑いし、ああいったいどうしたらいいのかわからなくなる。が、すごく冷え性の私は必ず足温器は常備してスタジオにも機材と共に運ぶ。忘れた時は鍵をわたして取にいってもらったことがあるほどだ。もちろん(ダサイ足首より上の)靴下も必ずはく。ちなみに血圧がやたら低いため冷えるのかは知らぬが、夏は非常に冷え性の私には辛いのだ。その血圧がぐぐっと下がるとぼやあっとするし舌はロレツがあまり回らず、くらくらあっとするので立ち上がるときは必ず手すりとかが無いと危険だ。まあ燃費のいい日本車の軽自動車のように燃費はよい。というかぜんぜん体内で燃えてなさそうだ。汗とか同じ部屋なのにびっしょりかいている人とかうらやましいなあ。。と思う。(汗かかぬためかハンカチをもったことがない。。。)
というわけで、私にはいろいろと辛い夏が来たぞ、と。くらくら。。

2003年8月6日(水) 省エネ

まあ地球温暖化とか森林保護とか、考えたらきりがないほどの危機があってけっこうもう寸前のところで私達はギリギリに生き長らえている感じはわかる。が、やっぱり人間相対数をそのままで自分達のちょっとの努力で生き長らえるなんて図々しいんじゃないのかいなあっといつも思う。ま、そんな漠然としたことより、夏になるといつも思う省エネ。クーラーは設定高めに。とか。。なんとか。個人でできることはそんなことだろうが、まあ私のように音楽を作るひとがチマチマ省エネとか言っては精神もクサクサする。というわけで、出かけるときもほぼ電気つけたまま、クーラーもつけたまま。洗濯もかったるいので靴下類は捨て(アレ、似た物どうしなんで左右のペアがわかんなくなるがキライ)っと地球にやさしくないカキアゲだ。でも心の中では誰よりも自然を愛して地球を愛して音楽を捧げものとしている(つもり)だ。要するに、ひとそれぞれ、役目とかがあるんじゃないのかなあ。と感じる。私は音楽を作ることがいずれデカイ省エネ(世界平和)に繋がると思っているのさ。と、本気で思うこのごろ。。。

2003年8月10日(日) あっという間

時間の概念がそもそも間違いではないのか?人間が勝手につくり出した概念であって実際はそんなものはないのだ。。とか。。この間Yちゃんが言っていた。確かに。。音の高低の概念のない子供に高い音と低い音の説明をするのは非常に難しかった。音に高いって何?と言えばそうだ。時間も過去と今と未来も実は一直線上にあるとは私はとてもイメージしにくい。楽しいことはアッという間とは良くいうが、ここのところの何日間は私は作業に追われてて(楽しいわけではないのに)アッという間にすぎてしまった。台風??ふーん、過ぎたのか。。そういえばAは京都行ってそれからソウル行ったとか連絡くれたなあ、、とか。周りりは慌ただしく体ごと動いているのに、私は脳みそだけが慌ただしい。記憶がどうも点でしかない。。忘れてはいけないことが全面にくっきりあるので時間軸には並んでいない。。。ふう。。なんだかぼんやーりアンビエントな脳みそだ。ぞ、と。

2003年8月14日(木) でた。。が、しかし

スタジオといえばオカルトだ。。。ありとあらゆる怪談にミチミチている、、。そして今日も不思議な現象があった。とあるスタジオでここのところ作業進めているのだが、そこのスタジオは階段の上下に同じようなトイレがあるので気分で階段を昇るかおりるかでるるる〜〜っと使用していた。が、しかし。。毎回トイレに入ったと同時に、サンダルのような足音でパタパタっと階段を昇るか下りるかの音が鳴り響く。「う、誰か来た。。鍵しめなきゃ、ドアしめなきゃ。。」とかあたふたしつつ待ち構えているのだがだあれも来ない。。「ほ」っとしつつまた仕事に戻る。とくり返しだった。が、変だなあっサンダルはいている女はこの現場にいないなあと思って試しに(しかも一番恐がりそうな)Mちゃんに「ねえ、トイレ入るたびに足音する?」と聞いたら「キャアキャアそうそう!!!」ということに。。。うーん。出たのだ。。。御盆だし。。ヤバイ曲だったし。。「亡き〜〜」とかついてたし。。まあ、、いるよねえ。。ってな。その後Mちゃんと二人で同時上下トイレ攻撃したら出なかった。。。ほ。悪いやつじゃあなさそうだ。っと。。。。いやあまあいろいろあるさ。時間も時空も混然一体としているのが当たり前なんだ。と言いたい。

2003年8月15日(金)  自己中心的破壊

昨日携帯が壊れた。で、先方の声がまるっきり聞こえず自分の声だけ相手に届いているというのだ。。ずいぶんまあ私らしく自己中心的押し付けがましい破壊っぷりですなあ。。っと。今日新しいのに替えてみた。今度はカメラ付きだ。っとるるる〜〜っといろいろ撮ろうかと思いつつも操作が良く解らず、ちょうど通りかかってやってきたTちゃんにもろもろ教わりつつ「なんでプロツールス使うのにケイタイわからんかなあ。。」っと嘆かれつつ。。きっとまた携帯放置するのだろうなあ。。とか思いつつもなんとか理解した。カメラといえば私はカシオの腕時計にチビカメラがついているのを持っている。ふふ。スパイのようでたいそお気に入りで隠しどりにはもってこい(してない)だったのだが、すぐに飽きて放置してある。「で、かっきい、やってる曲聴かせてよ」とプロツールスを頭から再生したTちゃんのたった一つの動作でチミチミと編集していた箇所が解らなくなり。。そう、Tちゃん来るまですごい作業の途中だったのだ。しかもセーブしてなかった。。うう。で、また頭からせっせと編集しなおすお盆な日であったぞ。と。

2003年8月16日(土) ソナタ形式

ドイツ人の魂はソナタ形式の形をしている。とかなんとか、、よくドイツ人ほど音楽の形式美を楽しむ人はいない。という意味で使われていたような気がする。
今日深夜変な時間に目がさめちまった。。とAから電話。このあいだ貸してあげたMOLOKOのCDが気に言ったらしい。「いやあ曲聴いててこうくるかなあ、っと自分で思った形に展開してくれるから面白いなあってね」とか随分とまあ形式美を楽しんだふうな言い回し。「ヘー、ドイツ人ぽいねえ。ソナタ形式を楽しむような聞き方だねえ」っと私。しばらくソナタ形式の話しをしてたら。。「クワタケースケってなんだよ?」っとA。。うーん思わず腹がよじれるほど大爆笑。オヤジ臭いシャレにもなってないが空耳的にはカナリイケテタぞ。と。まあ、良く考えたらAはソナタ形式なんてよりクワタケースケのほうが馴染みある人物であった。。。
民族によって音楽を聞き分ける脳は大分差があるそうだ。ちなみに私はおそらく言語と同じ脳で聴いている。音楽聞きながら話すことは不可能だからだ。神経質ではなく(単細胞ともいう)ただ単にそういう脳の構造なんだろう。。。と。

2003年8月17日(日) 視覚派

よく「何にインスピレーション受けてつくるんですか?」という質問がある。天からの啓示なんて降ってくるでもなく、自分から絞りだすわけだが、唯一助けになっているのは視覚だ。今見ている視覚ではなくいつか見た記憶の中の視覚から想像した妄想の幻想のような映像のような匂いのようなモノを求めて作ることは多い。ひとつのモノがだぶっていろいろ見えてくる世界が好きだ。そういうワケか解らぬが、ヘルムートニュートンの写真はずっと昔から好きで今でもなかなかカレの世界感以上の圧倒を感じられるファッション写真はあまり出会っていない。彼の撮る女性感が面白い。絶対的に上流の匂いながらSMっぽいし(まあそういう嗜好は裕福で上流でこそサマになると感じるが。。鞭は是非HERMESにしていただきたい。。)身につけているファッションは完璧なのになんだかモデルになんか精神を病んでいそうな感じもするし。。要するに多種多様な見え隠れがエロティックなんだと思う。きっとそれは撮っているヘルムートニュートンの世界観が色濃く投影されているからこそだろう。
というわけで、私は視覚派である。あ、視覚妄想派か、、。。

2003年8月19日(火) ヴォヤージュ

「かきあげさーん、発売ですよぉ〜」っとR子からの電話。あ、そうである。明日はR子との初仕事であるヴォヤージュの発売である。http://www.sonymusic.co.jp/Music/Arch/ES/VariousES/ESCL-2432/
R子の声はホント凄いのである。音響スタジオの1スタであんなにデカイ声を聴いたのは初めてとみんなで語ってたし、10Mが裂けるかも、。。と思った。カルメンのハバネラをまたアレンジしたのだが(エキオペでも1枚目でラップ+あえぎ声入りでやっている)今回は女の寂しさや想う心のようなものが出ればなあっとやや大人な感じで仕上がっていると自分でもお気に入りだ。強がっているものの実は弱い、、のような。。かなあ。。
しかし難しい曲だった。。フランス語もそうだし半音もそうだし。うーん。。作ってからだいたい2ヶ月後くらいなので発売のころは毎回感慨である。さて切ないカルメンはいかがなもんかなあっと。いやあ自分で言うのもなんだが年月とともに同じ曲をアレンジしても表現したいものが変わっていくのはまるで自分の鏡のようで不思議である。デビュー時のスキンヘッドでボンデージ(いわゆるゴム服)と比べしっとり女心切ない派になったものよのぉ。。っと。

2003年8月21日(木) シンクロニシティー

今日もレコーディングなので行かぬつもりだったが、、12時前にやや区切りがつきスパイラルで今回開催のサウンドリパブリックにNaさんによばれ行ったのである。http://www.soundrepublic.net/
まあ毎回面白いVJなので見ていて面白かったがなんせ耳が大切な時期なのでチラチラってな感じだった。フォトグラファーのNaさんを探そうと入り口に行ったら同じくフォトグラファーのYちゃんが。。。お前じゃないぞ。と、まあ偶然ですねえ。と思いつついろいろ紹介しつつ御歓談。これまた偶然パリでクレモンティーヌのヘアメークをしている人を紹介され、、、とまあ他にもぬぬぬ、、、な偶然がソコカシコにあるのは、、狭い世界なのかそういう仲間なのか。。と。まあきっと思うに出会うべき人には必ず出会う仕掛けがそこかしこにはり巡らされているようにも感じる。ぞ。と。大切なのは感じる直感のようなものなのかもしれぬ。 ぬぬぬ。

2003年8月22日(金) 録音完成

今日でプラネタの冬発売アルバムの録音が終わった。なんともハイペース でリリースし続けるプラネタのアルバムもこれで4枚目。毎回ネタがつきぬのも我ながらびっくりだ。なんせアカペラだからず〜っと編成は一緒なわけで音域も一緒なわけで音色も女声のみだ。前回のアルバムはパキっとした野郎な響きまで到達したなあっと惚れ惚れしてたが今回はなんせクリスマスシーズンも含む冬だ。ラブリイでプリチイなフェミニンな(ってどんなのよ。。)声の世界を目指してみた。まあだいたいアレンジャーやエンジニアは男率が高いのだが、私が両方役なんで今回の現場はコントロールルームに女7人+αのようなほぼ高級サロンのようなノリでサクサクと作業が進んでいた。が、しかし、、プラネタのメンバーは(私生活は知らぬが)みな素直で純朴で声も高い声で話しているのでオホホホっと感化されつつ、妄想の暴走のような曲ができたのもみなさんのおかげ。
あとはミックスがんばろう!っとまたひとり作業モードに入るのであった。が、これからが音イヂリが楽しいのであるぞ。と。

2003年8月24日(日) 妄想と技術の競争

今日スパイラルで見たミュージッククリップばかり集めたのは良かった。http://www.onedotzero.jp/fes/2003/j/index.html
アナログとデジタル、アニメと実写、ツルツルとザラザラそんなのの混じり具合の良いものたちが集まっていたように思う。そもそもミュージッククリップとはいえ一曲まるまるのものは無く細切れだし、映像にも壮大なストーリーもなければセリフもないのにまあ良くあそこまで世界観ができるもんだぞとふむふむ前につんのめりつつ見てしまった、、。映像始まる前制作者の話しがあったのだが、、ぬ?この間御飯食べようとかいってたのに実現できなかったMっちが通訳している。なんだ。。っと。。。またまたこれから先続々と偶然が重なり、、知り合いとなぜか挨拶しつつ、、。うーん。やはり思うに私の興味のあるところには私の興味あるひとたちが集まっているんだろうなあ、と。それにしても映像のハヤリというか美意識と音のハヤリのような感覚はよく似ている。デジタル技術が発達したからこそできる自由な表現はどんどん進化して別世界感をつくり出しつつあるなあ。と。ヒトの妄想は具現化するがまだまだ内なるモノに到達できずどんどん技術は進化するのである。が、最近ケイタイを含みやはりヒトはヒトと繋がりたい一心で技術の進化をしているのかもしれぬ。寂しさこそ発達の栄養かもしれぬぞ。

2003年8月25日(月) エレガント

最近どうも機材ばかり買ってしまっていたせいかあまり洋服にかまけてはいなかったなあ。。と。さて、これからどんな自分でありたいかなあ?と。というのも今日の風に凄く秋を感じてなんだかじーんとしていたからである。だいたい夏は汗まみれになるので実用的なものが多くその反動か秋や冬にドカっとファッションにかまけるのである。まあエキオペのイムヌの時など富士山のような頭に50cmヒールをはいたりしてたが、、アソコまではいくらなんでも日常ではあり得ないワケだが、、、なぜかみんなに富士山を期待していたかのように思ったものであった。さて、そうなってくるとヤヤ期待にこたえたくなってしまう。よって本来の自分の好きなファッションよりかは期待されているかと自意識過剰なファッションになりがちであった。が、本来、私はコソっとコジャレたものが好きなのである。さて今年は本来の自分に戻ってエレガントが良いぞと。ふと思うのである。というわけでまあ「どんな男性が好きですか?」という質問には最近必ず「エレガントな人です」と答える(これまた反動でしょ)自分にややうっとりという屈折した日々であるぞ。と。

2003年8月26日(火) MANLEY

今日やっとマンレイの16×2というミキサーが届いた。このミキサーには実はBAROQUEのとき試聴機を借りて試していたのだ。まあ私はプロツールスでデジタルなのだが声をたくさん重ねるのが作風なのでデジタルのままだとなんだか質感が潰れたような感じになってしまうのがこのマンレイのおかげでイイ感じに膨らんだように思った。聴いたところ歴然と差がでる。まあ自分にとって必須アイテムだった。が、、なんせ別段EQするわけでもなし、ただ音を真空管に通すだけというのにはチト高いお値段。。シブってたものの、趣味なので良しとしよう。そうそう今の私の携帯のマチウケは同じマンレイのコンプだし。マンレイ大好き女なのである。デザインがヨイのだ。人は見かけによらぬというが、、結構見かけによる。だいたいその人なりを見ればだいたい解る。機材も見かけによる。イケそうな機材はだいたいイケるぞ。ふふふ。これからケーブルも全部新しくしちゃったりして、しばしファッションなんてエレガントって何?的生活っぷりを
送るのであるぞ。

2003年8月27日(水) 

私はいつもスポーツクラブにハーレー(人力、要するにチャリ)頻繁に泳ぎにいっているのだが、どうしても気になることがある。駐輪場にややさびかかったママチャリが必ずいつでもあるのだ。しかも後輪カバーにデカク「株主様専用」っとマジックで書いてある。さらに前輪カバーには「出資者専用」っとまで説明つきだ。いったい何なのだ??このチャリは。?と。私のスポーツクラブは東京ガスの建物の中にあるのだが、ということは東京ガスの株主がこのママチャリでこの界隈を徘徊するのであろうか?会社の仕組みはよくわからんのだが株主とはいかなるものなのだ。。いったい??と。まさか通っているわけじゃああるまいなあ。。とか。個人名でないということは数名の株主が乗り回しているらしいぞ。と。いつかそのママチャリにまたいでおでかけする人物に会える日が来るものか。。と、もし会ったなら迷わず「やあ、株主さんごきげんよう」と声をかけてみよう。いやあ、すっかり秋になったなあっと風に吹かれつつ、謎は深まるのであった。

2003年8月29日(金) イケナイ方向

私は昔から受験勉強とかしなきゃ。。と思うと小説を読みたくてたまらなくなってしまい、なぜか三島由紀夫とか読みふけってしまってたりした。あとは歴史の年号を覚えなきゃっと思うと「ムシゴメデイワエタイカのカイシン」とかいうゴロを全てにほんとすっべての年号にゴロを考えそれをテープに録音することにハマり、達成感に酔いしれたのあった。テストのときは暗号のようにブツブツ呪文を唱えていたなあ。(いやあもはや全部忘れた。。)さてプラネタのミックスが終わった。いやあアカペラなので息ひとつに気を使い耳を休ませてはやらねば。。なのだ。が、しかし、よりによってずっと聴かずにいたマドンナのアメリカンライフにハマった。。賛否両論だったが私は迷わす賛!!だ。いやあ5曲目とか9曲目とかミックスが凄すぎる。スバラシイエンジニアだあ、、。爆音で聴いてはイケナイイケナイと思うとプラネタの合間に爆音でうっとりしていた。。。うーん、バッシングって何よ?っと、堂々と昔の殻をやぶり捨てていく様はあっぱれである。やっぱり私はマドンナ好きだぞと。。

2003年8月31日(日) 高けりゃいい音なのか。。と。

私は整理整とんとか見えない部分の処理が甘い。。音楽に関しては見えない部分までこだわりすぎるのになぜか私生活の見えない所は見ないですごしている。機材の配線もだんだん抜いてはそのまま下に落としたままにするので裏側はグチャグチャだ。今日はやっと配線さしかえてマンレイの音が出て激感動した。お金なんてあるだけ使ってやるう!くらいの勢いが出てしまうほど音が良くなる喜びにはなにものも変えられぬ。
まあ。このくらいの値段で感動してしまうならきっとやはりタナシンがいつも言ってたように「高けりゃいい音するんだよ」は、あながち間違いではないのであろう。とウスウス気付きつつ、、。。お金は必要なのでは?とやっとわかりつつ。。。
が、お金の管理はやはりだれよりも苦手だ。小銭はそこかしこに散らばりバックの底にはいつもジャリジャリたまっているし。。だいたい財布の中身が全部なくなるまでいくらかを気付かぬ。そんなでなんど恥ずかしい思いをしたことか。。。買い方も無謀なせいか。。一気に買ってカード会社から誰かに盗難され使い込まれたと勘違いされたり。。。いい音のために見えぬ所も見るようにせねば。。だ。 う。

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