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2003年3月1日(土) SOUND REPUBLIC

今日はもうミックスで耳をとんがらせる事もしばしないのでカメラマンの中村さんに誘われSOUND REPUBLIC のイベントに六本木のTHINK ZOONにまたもやいった。とはいっても
ココももう取り壊しでこういうイベントで来るのも最後らしい。う-ん。もったいない。。さて今日は音が良かった。音響、もっと爆音でいいんだがしゃあないスピ-カ-の前でうっとり。VJがいい。Johnny Hardstaff、UNIT9特に後者のほうがよかった。音はなんといっても私の大好きなビョ-クのリミックスAll is full of loveをてがけたFunk Storung たち。最初のころのDJ KLOCKはややダブエレクトロニカで、う-ん。なるほどのあったか冷たさ加減。踊り捲るというわけではなく静かに喜びつつ動くという感じかなあ。う-ん中村さんの友だちが主催しているせいか、ファッション関係のひとばっか。音楽系かなあ。。はほとんどいないような。。毎回思うが意外とクラブやイベントには音楽を職業としているひとたちはいないんだよなあ。。なんでだろ。。っと。が、今日のイベントは良質!!でした。

2003年3月3日(月) オスメス

今日はシ-ルドを買いに慌てて渋谷の楽器店に行ったところ、「コ-ドはどこですか?」と言うと、女とみたや否や「普通の電気のコ-ドですか?」なぞとほざきやがる。急いでいたので「メスメス探してるんですけど、もしくはキャノンメスホ-ン」というと店員がオスをさしてメスという。。思わず、「あ、これメスっぽいけどホントはオスなんですよ。ほら、凹んでるなかに実は出っ張りで刺せるようになってるじゃないですかあ!」っと丁寧に指導してやった。キャノンにはオスがメスにハマるようにできているのだ。だから用途によってちゃんと買わねばならない。ただ、見た感じだとどうも逆と感じてしまう。。オスはデッパリが傷付かないよう大事に包まれているのだ。
っというわけで、店員は嫌〜〜な顔しつつ私をジッと見つつ、私も店員にかまってられず無事買いものすませ、仕事場へ戻り接続しようとガサゴソしてたら、買ってきたものと同じのが床にごろっと落ちてた、、うう。。。返品。。。。するのかあ。。あそこでなあ。あんなに威張らず素直に対応しておくのだった。。っと。今だ返品せずだ。

2003年3月6日(木) ミヤケ マイ

今日は友人のミヤケマイさんが近所で個展をしているので友人何人かと待ち合わせひさびさにつるんで画廊に行った。http://www.piga.jp  (ピガ画廊というところで3/15までやっている)彼女とは仮装パ-ティ帰りのクラブで会っただけだったので、ハア、こんな絵をかいていらっしゃるとは。。さらに知っている絵があるある。。驚きました。
う-ん。こうやって繋がっていくのですねえ。。っと。しみじみ。職種もいろいろな友人達であつまり近所の中華で7人もの大人数でしばし御歓談。とてもお茶だけとは思えぬ深〜〜いお話をたくさん(やや深夜系)しつつ。。その後高校からの友人Coっとさらに深夜系話しをしつつ。。。なるほどな夜であった。彼女はあいかわらずミニスカ+胸開き。。セクシ-悩殺系ながら声ガラガラ風邪で枯れて必死にわたしはおかまではない!っと初対面のひとに言い回っていたのが妙に痛々しかったのお。今年の風邪はホントみなさんヤラれてますねえ。〜に比べて私はな〜んて頑丈か。。。そんなみんなの今日の結論。
アグレッシブ!だそうだ。 う-ん。 なんだかねえ。。

2003年3月7日(金) ボサ

ここのところ、ゆる-いボサと緊迫したニュ-スの音楽を二本立てでつくっていたのでやや分裂ぎみかもしれぬ。ゆる-いボサはなんだかつくっているうちにどこまでゆるゆるになれるのかいな〜〜っと楽しくなってきて、仮歌の録音にハマってしまい、一晩中でも歌ってしまいそうになる。本来バロックな性格の私なもんで結局ゆるゆるながらにコ-ラスがびっしり埋まっていてなんだかおもしろい。こうやって自分の今までの潔癖性系切ないイメ-ジを自分で裏切るのは、はじめの一歩は相当辛い。なんでもそうだが、少しでも自分の今までのイメ-ジと違うと思われることを拒否してしまいがちだ。でも拒否はその場にとどまって深くなれるかどうか?といえば、そうでもないのではないか?って感じる。やはりつくっていることそのものが新鮮に感じないと私は燃えられない。。。そうそう、最近思うのだが、やはり音楽制作は短期間の恋愛のようなものだなあっと。
最初解らずやみくもにつついてみて、だんだん解って納得して燃えて終わる、、というか次ぎに興味がわきはじめる。。。薄情ではないのだ。いつでも燃えていなくてはならないのだ。っと。ね。

2003年3月8日(土) 果たして。。

今日はしばしジュエリ-の彫り師のKと売れる売れないで話しが盛り上がったというかお互い引く事がなかった。Kはよく新作(試作ともいう)をできたてで見せてくれるのだが今日の甲冑のようなシルバ-の指輪にはちょっとグッときた。ど、どうせなら、首輪も腕輪も作って〜っと発注してみたが、「あまりマニアになりすげてもぉ-一般には売れませんし-。。」とか。なにをお前に言われんでも!っと「いやいやそんなに自分の変わりっぷりを出し惜しみしているウチに死んじゃいますよ-」っと私。まあ、この言葉はよく自分に向けて戒めるつもりで思う言葉なのだが。。思うにどうせマニアごころを小出しするなら大だしして当たってくだけろ!と。Kは手彫りでひとつひとつ最初っから最後まで作っているためチビチビとしか作れないんだし、そういう手作りのものに買う人の望むものはきっと作り手の奥深い人間性(異常さとか偏執ぶりとか尋常ではない細やかささ)であって一般その辺りにころがっている感性ではないはずだっと。私は思う。
まあそう人生長くはないだろうし、出し惜しみはいけませんっといつも思うのであります。出しちゃえ!っと、ね。出せば出す程、もっと出したくなり己の力不足を感じるものですから。。出し惜しみすると、ホントは出せるんだっとおごり高ぶった心になってしまうもんですから。。

2003年3月9日(日) 3日坊主めくり

私は実はもう何年もこの「御教訓カレンダ-」といういわゆる御教訓やそのへんのキャッチコピ-をもじったコピ-を3日ずつめくっていくカレンダ-をつかっている。ちなみに今日は「あまった肉は別ブラ」っと。。だが実はその前の前の「ミニどしま」が妙にツボでめくりがたい気分でいっぱいだ。そして今日はバ-ビ-の誕生日らしい。。っと意味不明な記念日の記述も小さくある。。
全然話はかわってしまうが。。「サモトラケのニケ」とよばれる古代ヘレニズム期の傑作「勝利の女神」あの片翼のブロンズ像がわたしは好きだ。
ウチの猫はややごちゃっとした模様でトラ模様っぽいがれっきとした三毛猫だ。で、私はその里イモのような猫を「さもトラ毛の三毛」と格調高く表現することにしている。
まあ、ミニどしま。。には負けるかなあ。。笑うツボまでは来ないんだがなんだか頭よさそうなもじりは「くすっ」とした快感があるぞっと。

2003年3月10日(月) 文化圏

荻窪でも青梅街道より北は練馬文化圏。駅南は世田谷文化圏。など、微妙な境界線があったりする。今日も用事あって246からふとフレンチレストランのアンフォ-ルのところへ右に曲がってみたら、むむむ。。。ここは??練馬か(すいません)??という感じの軽トラックを通行止めの道のど真ん中に止め青空市で野菜果物を売っている。。しかもバカ安。ついでに焼き芋まで。手前のピ-コックでもその先の紀伊国屋でも特に果物類はメチャ高いのでおもわずイチゴを用もないのに大量に買いそうになってしまった。そこを通りぬければすぐ左はあのカフェロ-タスだし、なんらなにくわぬ顔で普通に表参道文化圏なのに。。。う-ん。どうやらこの区域、この道を境に「和民」とかあるし外苑前文化圏(赤坂圏)になるんだなあっとひしひし。
だが、実は私はこういう微妙な境界線上の雰囲気は結構好である。
ぽかっと変な混合交叉。そうそう、いつもそこにある小さい公園のベンチは寒いのに二人以上座って話し込んでいるなあ。無声フィルムなら面白い映画になる場所だぞなあっと。。

2003年3月11日(火) ゴロピカリ

今日は名古屋のFuさん(このあいだは実名で登場だったが)と西麻布の寿司勇でまたもや会食。コンサ-ト以来だったので明けましておめでとうなわけで、ひさしぶり-なわけなわりにコアネタで爆笑。うま-い酒飲んでるときもったいないから笑わすな!っといわれつつ、そう言われると燃えるタチなもんで。。やはり寿司といえばシャリ。お米の話題で、「名古屋には水車米とか、あるよ〜。」っとか、なんで、「群馬にはゴロピカリとかあるぞ〜」っと。そうなのだ。もし高速道路にのったならば、おそらく高崎インタ-の手前の左に「ゴロピカリ工場」がある。でかい。なんだかコシヒカリをもじるにはゴロピカリはねえだろ〜〜っと。ああ、群馬、。っと嘆いたが、調べてみるとネ-ミングは公募だったらしい。http://www.kanto.fo.maff.go.jp/maebashi/goropika.htm
Fuさんはとっても誇り高いので滅多なことではマジ笑いしてくれないのだが、
今日はこのネタで私は勝てた。額の端に汗吹き出し、顔を真っ赤にしてお喜びであった。。ぞっと。ふ。ゴロピカリ。注文して食べてみよう。

2003年3月12日(水) 境界線2

いつも思う事がある。もういいかげんタトゥ-は日常でア-トとしてピアスよりかは認められていいんじゃないかと。まあそうはいっても公衆浴場には決まって「入れ墨の方の入場お断り」と書いてある。このあいだ、ジムのプ-ルで肩にガムテをして泳いでいる色白のそれでいて太っている気の弱そ〜〜な男のひとがせっせと泳いでいた(遅かったぞ)が、私は別レ-ンで泳いでいたらガムテが流れてきた。う-ん??っと思ってガムテ色白男をみると慌てふためいてプ-ルからでていくではないか。。。肩にすんごいタトゥ-で。。おお!!っと思わず見入ってしまった。。が、う-ん。苦労してるなあっと。なんだかかわいそうであった。仲良しのTはそっれこそ見事なタトゥ-が全身あるのだが、いたって真面目いたって優しいナイスガイだ。う-ん。例えばだ。女湯にタトゥ-の人が入ってくるのと、レズのひとがはいってくるの、まあ男湯ならゲイのひとだ。
さて、どちらを差し止めるべきなのか。。。??このさいみんな仲良くって思うんですがねえ。。なにをもって境界線とするべきか、まあ、なにをもって混浴とするべきか。。?ですねえ。

2003年3月14日(金) 世話焼き

今日は御自慢のハ-レ-(人力)で花屋まで行き花を買っていた。この時期になるとどうも球根モノが春〜を感じてしまい欲しくなる(ううう女心)チュ-リップは実は冬から仕込んであるのですくすく育っている。が、やはり、あの小学校のとき育てたヒヤシンスはどうも毎年あれから育てずにはいられないくらいだ。。。で、どれがいいか選んでいたら若者(ああ。。イケナイこんな表現)たちが何人かで花屋の写真をとっている。ふ-ん。都会の花屋がめずらしいんかい。。っとか思いつつ会計すまし、ハ-レ-乗ろうとした瞬間ドワ-っとその若者取り囲まれ「あ!この自転車のヒトですかあ」うううう。。
おいお前ら、質問内容まちがってんだろ-!「あなたはアノかきあげさんですか-」ではないのか-!っ。。で、「ハイ、この自転車のモノですが何か?」と。どうやら私のチャリの写真をとっていたらしい。いくつかの質問攻めにあい、お人よしの私はソイツのメ-ルアドレスまで聞いてあげ「じゃ、自転車屋のアドレス送ってあげるね〜〜」とか。
私はよく見知らぬひとの世話を焼く。この間も新幹線で隣り合わせた落ち込んだ受験生にメルアド教わり、励ましてやったし「私なんて3浪だあがんばれえ」っとね。。。。

2003年3月15日(土) 8.5

CMなど映像の音楽は秒数がビシっとあらかじめ決まっている事が多い。今日もとある番組の音楽のレコ-ディングだったのでもちろん秒数が決まってた。8.5秒かあ。。。なかなか短い。なんにも考えないで思い付いて1フレ-ズでもそんなに秒数が短いことはありえず、意識すると出て来ない。結局8.5秒も3分も作るという行為はほぼ同じで8.5秒のイメ-ジが具体的に音になるのであれば3分の曲はもちろんできている。
今日は8.5秒と28秒+28秒。軽く3曲はもう出来上がったも同じ。ああもっともっと言いたい事は山のようにあるが、とりあえずチラり〜〜っと自分をみせつつさようなら〜〜っという気分。精神的露出狂が作曲ならば、こういう短いが頻繁に流れる音楽を作るというのはかなり、複雑な大人な露出であるぞっと。

2003年3月16日(日) Andrea Parker

表参道からちょっと入ったとんかつまいせんの辺りにNADIFがある。現代音楽、コラ-ジュ、ノイズ音楽にはじまり、写真集、「美術史におけるマゾヒズムの発明」とかいう系の本とかがけっこう山のようにある。そこで私の友人の中ではダントツ博識のNoと待ち合わせ(30分遅刻しつつ)ロ-タスで山のようなCDを聴かせてもらいつつ雑談。とまあそこまではよかったが、私はけっこう隣のオ-エルの話しの中身と食いっぷりに時々心釘付けになりつつ。。「ユミとかあニュ-ヨ-クで結婚式したじゃ-ん。やっぱさ-、彼氏はやさしくなくちゃあねえ-。。でもお、仕事は続けるって-のもお-」っと、きっと日曜日のランチ女二人でぐちゃぐちゃしているのだから寂しいんだろ-な-。。とかにしても、、ホントまだいぬ彼氏との結婚話しを女同志でするのはなんですなあ。。
っと、30枚はあろうcd聴きつつ。。。なかなかNoの解説付きで聴くのはホントすばらしいお勉強会だ。まあ、私があまりに記憶力乏しいのでNo のようなひとのことはうらやましいとともに尊敬だ。思うに趣味の人はやはり凄い。好きで知るからなあ。
っと。で、帰ってからAndrea Parkerに今日はなんだか痺れた夜だなあっと。

2003年3月18日(火) ブリストル系

その土地その土地にはやっぱり癖があってそこに住んだら最後、その癖に犯されてしまうような気がする。毎日その景色をみなくちゃならないし、住んでいる人たちの視線も無視したつもりもできてなかったりする。私は住むところによってはなんだかとっても自分が浮いてしまってるように感じてイタタマレないことが多い。以前のマチでは「大根買って悪いか!」っと思ったり、「コロッケ買い食いしたいんだよ!」とか。。今の仕事場近辺はその点生活感ないので何してても大丈夫でちょうどいい。まあだいたいブリストル系の音が好きで今日もAlpha とかをだらあっと聞きながらサンレコ読んでたらちょうどAlphaのインタビュ-で「ブリストルではミュ-ジシャンどうしサンプリングの交換するのさ」だって。。う-ん、マチで知り合いにあって「おぅ。イイネタあるぜ」とか寿司やのオヤジどうしのような会話ねえ。。まあ、私も機材の交換や好きな曲の押し売りはするけど。。。いいなあ。イイネタくれる街は。だあれもくれないから今日もひとりネタづくりに専念してます。

2003年3月19日(水) はたして

友人から反戦デモのお誘いメ-ルが最近たくさんくる。例えば、電気をこの時間につけたり消したりして下さいという反戦の意志を表明しましょう御案内も来る。う-ん、もちろん戦争がいいわけはないのだが、いったい何すりゃいいんだ。。っと選挙のときのような無力感を感じる。無力感と言うよりかは疎外感かもしれない。ああ-ほんとに始まるのかな?っと思いテレビをひさしぶりにつければお茶の間ショッピングで鼻毛バリカンをお勧めしていやがる。むむむ。っと思い次から次ぎにまわしてもどこも緊急ニュ-スがないではないか。。。台風のときはあ-んなに現地にいってハタハタしながら実況中継するくせに。さすが、こんなときでも人に出会ってもまず最初は「暖かくなりましたね〜」っと天候の話題「いや〜そろそろ戦争ですねえ」とは誰も言わない。でも始まれば確実にひとは死ぬ。巻き添えでいっぱい死ぬ。この時期に限って私の大切な友人知人は海外にいったりきたりする。本音を言えばそういう近くて大切なひとが死なないでほしい。自分、あなた、と身近にせまったとき本当に「絶対にイヤ!」と感じる。きっと私はそういう近しい人の安全を願って世界平和を切に思う。う-ん。これはエゴというのか?いやあ。。音楽だってけっこう今愛している人に切に聴いてほしくて作ったものが多くにつたわったりする。ホントに身近に愛するひとを失いたく無いからこそ世界平和。う-ん戦争だけではなしに全てに思う。理不尽な別れがないようすべての理不尽が嫌だと。その中の一つが戦争。かな。愛する花一輪だって踏みにじられたら本気で怒ります、グ-で殴ってやる。(あ、これじゃ戦争心か。。。で、踏みにじらない心になる音楽を作るわけね。きっとそれが私のできる最大の最短距離か。。)

2003年3月20日(木) うう

ついに苦情がきてしまった。当たり前だよなあ。っと反省。いくらなんでもなノイズ系ばかり最近聴いているし、重低音モノばかりだったし、変な拍子だっただろうし。だが本人には言ってこなく管理人に訴えたらしい。「変な低音がずっと聞こえて、変なオトコのひとがいそうでコワイから。。」っと。。。なるほど。聞こえてくる音からはとても女のクリエ-タ-がひっそり作っている作業場とは思えないんだろうなあ。そう考えると確かに変態がひそんでいそうで恐いでしょう。とりあえずバロックではなくプラネタのCDをたずさえ菓子折りとおもに謝罪に何度も向かうが一回もでてくれない。うう!面と向かってこっちは謝ろうと思っているのに。。洋服だって地味な高感度アップな感じに着替えメ-クも無しに。う-ん。何がイケナイのだろう。も-。巨大なカツラかぶっていってやろか?50cmヒ-ルで行ってやろうか?っと。これじゃあ嫌がらせか。。。
上のかた、本当にごめんなさいでした。 

2003年3月21日(金) 反骨精神

今日は随分と長い時間エンジニアのSと機材話しをしていた。機材というよりかは理不尽なプロツ-ルス話やスタジオ話しか。。いくつかの名言とか武勇伝のようなもんがそこかしこにあってみんなでいつもよく笑いあっている、有名な話しのひとつにプロデュ-サ-がアシスタントに「あ-、きみ、間奏聞かせてくれないかなあ」「はい。なかなかだと思います」っとか。。まあだいたいアシスタント話しが多い。私は職業柄、他人の現場は覗く事ができないがエンジニアのひとはそこかしこの現場にいくから面白いだろうなあ。。っと。また別のエンジニアπいわく、すっごい貧乏で寝るところもままならないが反骨精神あふれるバンドのRECを山中湖スタジオで合宿でやったとき、その連中は「精神が腐りますから車で寝ます!」っと決してベッドでは寝なかったそうだ。う-ん。寝ろよっといいたい。が、私もその精神よくわかる。アッパ-な安定生活が例え目の前にあっても(ないが)アンダ-なトリップ&エロチック精神(いったいなんの精神なんだ。。)で生きていかねば。。なのだ。

2003年3月24日(月) 激交友週間

まあ、もろもろひと段落したので、こういう時にネタ収集と交友をたくさんする。毎日これでもかっというほどいろいろな人と語りあっているように感じる。まあ一緒に仕事をしたひととざっくばらんに話したり、これから一緒にするかもしれぬ人と関係ない話しをいろいろしていると、「お!そのアイディアメチャ面白い!」みたいに盛り上がってのちのち実現化することとかとても面白い。昨日はLynne Hobday、りんちゃんワイン飲みのみ(わたしはお酒だめなのでダカラ)「日本の男の人封建的でわかんな-い」っと熱く語った。(まあ時事ネタもややしたが)その後、深夜、制作をしているTとは関係ない具現化したら面白いDVDやら企画をずうっと語り合ってた。まあこんな交友こそ大切だぞっと感じる日々だぞっと。そして今日はこれまた博識N登場。大量の音ネタ仕入れわくわくな爆音の夜(懲りずにねえ)であるぞぞっと。ああなんだか趣味に(で)生きてます。

2003年3月25日(火) マッシブ

マッシブアタック、NKホ-ルへはるばる行ってきた。DJシャドウが前座というのも楽しみだったが、やはり体育館。スルドイ音ではなかったぞなあっと。ホントは2階指定席だったのだが何をどう勘違いしたかアリ-ナに迷わず入れてしまい、う-ん堂々としてれば万事悪事はうまくいくものだっと改めて再認識。結構前のほうで押され押しつつ堪能。DJシャドウはお茶目で。。。最後のオルガンの音とドラムの音MPCで生演奏したのにはビビった。。。やるなあ。。。っと。さてマッシブ。なによりもLEDの巨大電光掲示板がめちゃめちゃカッチョよくヤラレた。が、「戦争反対!」っとデカデカほぼずうっとやられ、、う-ん。そういうのは音楽で表現するもんでしょ。っとやや反抗的になりつつ、なおかつ、ステ-ジでタバコ吸われた日にゃア。。。むむむだ。それならそうともっとシニカルにやりたまえ。っといいたい。が、大好きな「Teardrop」とか歌われたらもうメロメロ。。ううう。涙ちょちょちょだ。ああ、ぶりすとる。。。にしても、時たまバイオリンでうん?ハカセ?とか思うような場面も多々あり、タンバリンたたきつつのりのりであおられて、寒いぞっと。学んだ事といえば、そのバイオリンやらタンバリンで熱くシャウトしている場面で観衆はノリノリだったというショック。あの「Teardrop」よりも!だ。やはり、これだけのメジャ-になるためにはタンバリンでシャウトが必用なのか。。っと。。。「Teardrop」だけではアンダ-グランドなのか。。っと。妙に口惜しく
なぜか今に見とれ!っと握りこぶしが熱くなったのであった。にしてもコンサ-トはやはりイイ。っとまとめよう。

2003年3月27日(木) 祝合格!

ななんと、しばらく前にメルアド手渡し励ました新幹線で隣に乗ったゆきずりの受験生。Tちゃん、「合格しました!」っとメ-ルが来たのであった。ううう!!「やったねえ!」っと思わず3浪経験の私はひと事ながらもガッツポ-ズ。ああ、素直に嬉しかった。落ちたら落ちたなりの人生があるさあっと自分の昔をふりかえ無気味な励ましをしたからなあっと。そうそう、私は何度も落ちたおかげでひとりあばら家にこもり現代音楽にうつつを抜かせられたもんなあっと。クセナキスやリゲティを牛の鳴き声に負けじと爆音で聴けたからこそ、今の私があるもんだっと。そういえば、この季節、桜が咲きそうなこの時期は毎年落ちては泣いて、どうも癖ついたのかヤケに春暖かくなってくると「ああ、人生これでいいのか?」と自問自答でドデカイ決断したりすること多いなあっと、桜の蕾みを見てモクレンの匂いかいで思うのであった。

2003年3月28日(金) ラブさせないベンチ

今日、ひさびさにいつもの通りをハ-レ-(人力)で通ったら、いつもの風景に異変が。。。そうベンチというベンチに全てまん中に電車のようにスチ-ルの棒で手すりのような区分けがされているのだ。なんたる。。。ここで、これから春になったらカップルがいちゃつくのを防止するためか、浮浪者が寝ないためか。。どちらにしても公園のベンチにひとり用の区分けがあるのなんて見た事無い。しかも銀でピカピカ。なんたる美意識の低さ。なんたる遠回しな嫌味なやりかた。。。これだったら公募かなんかして
はじめっからデザインをしなおせ!っといいたい。街並は住むひとのものだ。。。。
あの区分けされたベンチにすわる気なんておきないぞ。。
だいたい、あれをスケッチして絵にならない。無気味な春の風景にあらためて、おそらく、こんな馬鹿げた発想を空調のきいた会議室で難しい言葉を使って何枚もコピ-しホッチキスでとめたの配ったりしてやりとりしていたであろう無駄な様子に心が傷む。

2003年3月29日(土) トルソ-

骨董どうりのトラサルディが閉店し、セ-ルをしたとき商品ではないがトルソ-を4体も買ったK姉さんが一体くれるというので、そりゃそりゃどうも。っともらいにいった。黒い革でできたナイスバディにメタリックの一本足がついて、仕事場のシマウマの敷物とはぴったりだ。その後、スタイリストのM姉さんも合流し麻布で焼肉をたらふくたべつつ、「いいのよいいのよア-ティストはハチャメチャで」とか「恋なんてキャンディ-のように脇に置いておけばいいのよ」とととか。。「運命か宿命かを見分けられなくちゃだめよ。」とも言われつつ。。死ななきゃわからんなあとか思いつつ。姉さんの新車のコルベットに3人で(二人乗り)女がひしめきあいながら乗りつつ送ってもらった。なんやかんやで思った事は「ああ免許とろうかなあ」とか「車欲しいなあ」とか。にしてもみんな「愛」について熱く肉食べつつ語るサマに私は生命力を感じました。。。。キャンディ-かあ。ま、なめて溶けて終わりってことだなっと。ま、だいたい途中で噛み砕くんだよねえ。。

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