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2002年12月1日(日) バクダッド

以前ココでも登場したことのある「じい君」からTに連絡がはいり、頼むから一万円貸してくれ-。。だそうだ。。。どうしたらいいかっと連絡をTから受け、ちょうど今日「イラク戦争はんた-い!」の(うるさいくて聞き取れない)デモ行進があったなあと。
なんともバクダッドに「じい君」は、ただいまいるそうだ。う-ん。一万円。微妙な金額。。。あちらではいくらくらいの貨幣価値かはしらぬが、貸すことより、その一万円をバクダッドより貸してといってくる状態が懸念されるなあ。
そのじい君は世界各国の男の家をまわる放ろうのヒトで、本当は素晴らしいピアニストだ。
それにしても、今度サンレコとかで「プロ直伝、割れない音でデモ行進!」とか特集してくんないかなあ。。。割れた音でわめかれても、意志もへったくれもつたわらないぞ。

2002年12月2日(月) きっと媚薬

今日は、というか最近はいっつもCDショップもしくはネットでちまちまと試聴さがしてはいろいろ買い漁っている。もしくは炎のジャケ買い。J-WAVEのゲスト出演帰りも待ち合わせまで時間があるので買い漁った。なぜだか、試聴機で聴くとすっごく買わずに帰ったら音楽生命危ういくらいの気分でこれもあれもっと買ってしまう。今日もほぼ失敗。BOARDS OF CANADAですら家では全然ぐっとこない。。。前のアルバムはよかったのになあ。。。残念。最近エレクトロニカ音響系頭よさそう系ばっかだったので反動でヒップホップ系にも手をだしたのがいけなかったのか。。。
そもそも、試聴というシステムが、買わずに聴いてるオトク感でヨシ!とおもわせる、もしくは媚薬がヘッドホンに仕組まれているな。うん。間違い無い。

2002年12月4日(水) クラシック

最近謎におもうのだが、私のCDがよくクラシック売り場にある。
なんでかなあ-。。という感じもするし。まあ、ストリングスとかコ-ラスとか入ってるからそれでもいいのかなあとか。。
実は私はクラシック音楽というものはずっと昔の中世のころの教会音楽と最近の現代音楽しかちゃんと聴いた事がなくプラネタのアレンジではじめて耳にする曲がほとんどだ。エキオペでいえば、「誰もが知っているクラシックの名曲を斬新なアレンジで。。」は「私ですらしってる簡単なクラシックの曲を自分風にアレンジ。。」なわけで。斬新にしてやろ-、、をモット-にしているわけではない。
クラシックもなにも、みんなリアレンジして演奏するのが当たり前にかんじるな。
自分の曲でももう1年前のはリアレンジしたい。
当然の行為なんです。洋服と一緒。。。いくら60年代ものがかっこよくても60年代エッセンスの今の服が好きなのかも。

2002年12月5日(木) 紀尾井とか

紀尾井ホ-ルの打ち合わせに今日は朝はや-く(でもないか一般では昼という)にいってきた。なんだかそこかしこ高級感ちりばめられたホ-ルですねえ。今日やるプログラムですとわたされたものを見れば、おお!二人も知り合いのYとTの名前があ。。いやいや世間はせまいのか自分の知り合い連中が幅をきかしているのか。。だいたいどこにいっても誰かの名前をみる。うれしいことです。
その後、プラネタの練習、その後水泳、友だちとの飲みはすっぽかし真面目に仕事の打ち合わせ。。ひさびさ朝から晩までアクティブな感じ-。。だが、私が外でアクティブということは制作してないということなんで、見た目と違うってかんじですねえ。
う-ん。。今からやろう。

2002年12月6日(金) しっくり

打楽器奏者とか太鼓と一体化したような感じにみえるひとはだいたい凄い上手だったりする。レコ-ディングでインペク屋に頼んで初対面でもそのしっくり度でだいたい成功か失敗かわかったりする。エンジニアとかもそうかも。機材運んでいる姿がサマになってるひとはだいたいイケテル。(と言ったらおりゃあロ-ディじゃねえ!と怒られた。。)
オシャレもそのひとにしっくりきて自然なのが一番かっこいいと思う。無理ない感じがでているのが。。
さて、今日そのさりげない。というのを目指してコ-ディネ-トしたと自慢のπ。「どう?どう?っていうから。。まあ、そこそこでしょ。っと。
確かにイイ線いってた。が、用事すましていざマンション戻ったら管理人のイケじじいと遭遇。「お!かっちょいいねそのパンツ!」とかいわれじじいを見ると作業服にプラダの新作のスニ-カ-をヒモぐちゃぐちゃにかかと踏む勢いで履いてる。う-ん。しかもπとおんなじモノ。こりゃ完全にしっくりしてんのはじじいだ。「お!いやいやそのプラダのスニ-カ-いいっすねえ!」とじいさんを心から誉めた。コケ負けなπ。。そしてますますタダモノではない管理人。。。
う-ん。この「誉め」でしばし爆音でも苦情は来ないぞ。っと。

2002年12月7日(土) 女友達との日替わり週末

今週末はずっと会おうといってた女友達と(めずらしく)過ごした。土曜はK。もとモデルの独身派手美人。が性格はとっても素直で面白く高校からのつき合い。なが-いのである。雨のなかひらひらスカ-トに胸がすげえ空いた服で相変わらずセクシ-。わたしノ-メ-クに起きたまま。。。一緒に例のベジタリアンカレ-屋へ。ああみえて彼女もベジタリアンだ。
そのご、いろいろギャルト-ク(エロト-ク)炸裂。なかでも笑えたのが、彼女は今はやりのハプニングバ-のパ-ティに連れてかれたそうで。。。おお!!って感じだ。
もちろんプレイはしないし、たいしたことなかった(ほんとかなあ)そうだが、いやいや日本も変わってきたねえ。。としばし御歓談。(彼女はロスにずっといた)
そして一番のふたりの感心はPMSと創作の波。。(彼女は画家)
これについては後日、詳しく書こう。。

2002年12月8日(日) 糠まみれ

今日はこれまた高校時代からの友人Mと酵素風呂とやらに一緒に行った。巣鴨に彼女は週-くらい頻繁に通っており、肌が綺麗なので、私も!と私に近い分店の赤坂に一諸にわざわざ先輩として来てもらった。狭いマンションのなかにでっかい棺桶のような木枠に糠がびっしり。。発酵。。くさ-。。そのなかに素っ裸で顔まで埋まるのだ。。容赦なくおばちゃんにうめられ「くるし-!かゆい-」とかおもいつつもほんわか。あっという間に15分たった。。が、他のひとのようには汗だくではない。どうやら私は汗かけず代謝がものすごく悪いっぽい。寒い-とかおもいながらしばらくぶりにMと近況報告しあい、同業者なんで仕事の話ししたり。。と今日はあまりエロト-クも出ず、穏やかに
糠まみれになてほんわかくさ-くなったのであった。。
肌は。。いいかんじのような。。。続けばいいようなあ。。かな。

2002年12月10日(火) いきなり冬。。

おお騒ぎだったように感じる銀杏並木界隈が昨日の雪ですっかり葉が落ちて残雪とともに、こりゃダレが見ても冬!だ。とはいっても歩道は黄色の落ち葉、脇はもみじがまだ赤々、下はアイビ-の鮮やかグリ-ンで眩しいぞお。。ベンチのお住みになられている方々もすっごい厚着だしこれから先大丈夫かなあ。。あと、頼むから私が通り過ぎるとき「すいません。。」って物乞いしないでほしいなあ。。あれ結構辛い。
今日のようにこんなに美しい色彩なのに、だあれもいなく、変な感じだ。
みんな銀杏並木は紅葉だけ、って決まりなんだな。
いろんな決まりが先にあってから何かをみようとすると本当に美しいものとか感じないのかもなあ。。っと。

2002年12月11日(水) あとづけ

今日はYuと哲学の話なぞをいろいろしたのがとても面白かった。知らなかったがYuはこっそり大学時代専攻してたらしい。何が面白いって感じたかといえば、わたしは哲学の詳しい事なんてさっぱり知らなのだが音楽との違いをがふとわかっておもしろかったのだ。イメ-ジ的にはどちらも似てるんだが音楽には、例えばバロック音楽の全盛後には対位法なるものができる。対位法は今だからこそ先に学んでバッハのような音楽をつくろうとするが、音楽の「ナントカ法」はすべて統計学。後から「美しい」ポイントを整理して整とんしてあるだけだ。音とはいえ時間や高低のようなデ-タが残っているからできるもの。哲学じゃあそこまでのみんなが認められるデ-タがないなあ。じゃ、なかなか統計学的なことができないなあ。。と。
哲学者というと哲学してるひと臭いが音楽学者は音楽やってないひと(のみ)臭い。
ということで音楽には「実」と「外」があるんだなあ。と。

2002年12月12日(木) 鬼の目にも涙

私はそうとう喜怒哀楽が激しく。いつも感情を表にそのまんま出さぬよう苦労している。今日のプラネタの練習の某曲でも実は泣きそうになった。。。が、それはプラネタのアンサンブルがすっげ-よかったせいでもあるし、難関な曲だったからうれしかったせいもある。みんなよくがんばったなあ。。という姉さんごころもある。が、本心は「あ-わたしは音楽が好きだあ。。」っとなんだか自分に酔うような感情なのかなあ。「いいアレンジだあ。私って天才かも。。」もちょっとはあるが、素直に「好きだあ!!」が込み上げることが一番だ。不思議な感覚なのだが、愛した恋人に命を捧げてもいいようなそんな感覚かなあ。ふと、「美意識に殉職する。。」とかなんとか掲示板に書いてたひともいるなあ。。ホントそしたらなんだかちょっと不幸。。。でも、涙が込み上げてくるときは恍惚なんだから、まあ、いいか。。。う-んでも、できるなら男に捧げるベし、だなあ。。。できなそう。。。捧げろ!かなあ。。

2002年12月14日(土) 記憶力

ここのところたて続けに友人の誕生日ラッシュで、昨日は一気に二人の友人が歳を食った。この間なんてあわてて「おめでとう!昔からの友だちだからとっても大切におもってるよ-」とかメ-ルしたら勘違いで間違った友人に送っていた。。「ありがたいけど、喜べねえ!」とか。。すいませんでした。物覚えが極端にわるいもんで。。
携帯の番号も記憶させてあるわりに、あだなは覚えているのに名字を忘れて結局解らずとかよくあるな。この間は銀行の暗証番号を忘れ、呆然とした。もう一度銀行から出てなにげ-な雰囲気で(決してあせらず、)入店し画面に向かうがだめだった。。。いろいろなパスワ-ドも忘れそうなのでそこかしこに書いてあるのでやばいかもだ。。と、思っていたら銀行のカ-ドをどこかに置いてきたらしい。。。無くした。何度めかなあ。。かばんもふたつの荷物になると危険だ。どちらかを無くす。。。というわけで日常生活はとっても難しく大変だ。。非日常生活なら得意なのだが。。

2002年12月15日(日) クリスマス

あまりの抜け毛のため来客の物的証拠になりうるトナカイのトナちゃんの毛皮は今片付けられているが、よく考えたら、今はシ-ズンであった。。(悪い。トナ)小さいころクリスマスは私にとって母がクリスチャン、父が嘘つきであることを再認識する日であった。ちゃんと家族全員で(母が家出してないかぎり)手作りケ-キを食べ。父のまことしやかなサンタ情報にやや騙されつつ(高柳じゅんこちゃんちを曲がったところでさっき見たとかいうから。。ついだまされる)プレゼントを待つ普通の子だった。
もはや色気づいてからというものクリスマスは誰と過ごすかばかりに気がいってしまってキリストのことなぞ微塵も考えず誰とナニして過ごすかばっかり妄想してしまってた。ここ何年か仕事でそれどころではなかったのでだが、さて今年は。。。いかに?
なぜクリスマスがこうまでセックス産業となたのか。。。本当に疑問だ。いっそのこと赤と緑やめてピンクにしちまえ。ポイセンチアもピンクにしちまえ。聖夜なんだぞ。性夜(あ、エロビみたいで下世話)じゃないんだぞ!。。。ねえ。まったく。。。

2002年12月16日(月) 

今日はまたしても公園でぼんやり白昼夢な時をすごしていた。が、「ガサガサ!」となにやら動物のうごめく音が後方頭上よりし、ハ!っとしてふりむけば、でかい人間がザザザッと木から降りてきた。それでいて別段目がいっちゃってるわけでもなさそうだし
トレ-ニングウェアだし、こりゃマジにやっているなあっと。なるほど、しばし観察するとちゃ-んとそのおじさんはストレッチしてからまたガバっと木に抱き着き昇りはじめる。。。いったいなんなんだ。。。謎。とおもいつつ公園からハ-レ-でジムに向かう途中、今度は歩道に茶色くて細長い物体が横たわっている。。。ムムム!っと思いつつも正体を確かめようと近付くと、頭部から血。う-ん。。お亡くなりになられている、イタチかなあ。。でもなんで青山にイタチがあ。。。わけわからん。でもいるのかもなあ。。そんな趣味のおやじも、イタチも。。。

2002年12月18日(水) 本来の姿

「RunDMCのJMJが殺されたのは知ってる??」とサブカル友人からメ-ルをもらい、う-ん。だいぶ前に撃たれて死んじゃったんだっと。。ま、RunDMCはサブカルかどうかは別として。。昔よく聴いていたのでう-ん。。感慨。
まあ、こんなことをいっちゃあなんだが、やっぱりあのカッコよさというか現実感のある生活感のある音楽は殺されるとかいう所に本当にいるからなんだなあっとしみじみ。
ワルといっても本当のワルじゃないと相当かっこわるいしなあ。
音楽が生活に根ざしたものであるというのはまことリアリティのある音楽になるのでしょうねえ。
むむむ、ところで、今日の書き込みに「万人がみとめるエロアルバム」とかBAROQUEが。。。いやいやこりゃあ、明日天上の音楽の紀尾井ホ-ルを控えた私としては、、変ですねえ。。クラシック売り場にあることが多いしぃ。。
根ざしているのかなあ。生活にエロが。。。う-ん。自分ではわかりませんねえ。
果たしてなにが発覚すると「なるほど!」とおもわれるのでしょうか。。ねえ。

2002年12月20日(金) 紀尾井で

19日、昨日やっとプラネタ初コンサ-トが無事終了した。お客さんは満員。本当に自分でも聴いてて感動したいいコンサ-トだったと思う。それにしても驚いたのは、どのリハよりも全てがよかった!ということだ。オオ。プロだなああ。。と感じ入った。リッキの歌もホントすばらしかった。なんでまたマショ-のキリエをリッキに。。?という疑問があっただろうが、ただ単に聴きたかった。「ああ-いいだろうなあ」を本当に形にするのは大変だったが嬉しかったなあ。まあ、そうやって、自分の好きな形を(強引に)人前で白昼どうどうと披露するということのできるわたしは幸せかも。。と。じ-ん。
抑制した感情のなかにぎゅうっと俳句のように凝縮させながらつめて、音楽のかたちをその場の感情に流されすぎることなく保つ。人間の歌ながら人間から離れ人間を超越する音楽をつくりたい。。とかなんとか。。声はあまりにカラダという生々しいものから直にでるからやりがいというか追究すべきところだなあっと、プラネタに対するというか音楽に対する夢は膨らむ。。でも、思うが抑制されたなかにこそ本当のエロはでるんだぞ。。。っと。ガムランもそう、ずうっと同じもの繰り返しつつ変拍子でちょっとづつ陶酔する。。。抑制あっての陶酔。。。本当は純粋に形美しきものならそれだけで陶酔だもんなあ。
と、もろもろ。。紀尾井終わって考えること多し。

2002年12月21日(土) 猫おばさん

今日は夜中、渋谷から帰るときタクシ-がどうしてもつかまらず、とりあえず歩いてたらもう少しというところまで来てしまった。。とそこで、オ!っとおもえるいい肉付きの太めの猫が歩道を横切り、むむ?と思ってその行方を追ってみると、いるぞいるぞ。。。太めにゃあ軍団。そしてとってもお上品な女性が一生懸命えさやりをしている。女性いわく、夜の12時くらいからまわりはじめてまだまだこれからも回るそうだ。
ってったって。。もう3時近いぞ。。。「大変ですねえ。。」といえば「でも私が来ないとみんな食べられないからねえ」っと。。う-ん。。しばし世間話しをし、感慨にふけりまた歩き始め、「無償の愛」について考えはじめた。まあ、「無欲の音楽」とでも言い換えてもいいが、、きっとあのおばさんは雨でも雪でも回るなあ。。と。猫が喜ぶったてなああ。。でも、幸せだろうなあ、ここで大事なポイントは「私しかいない」というところでしょうねえ。誰だって「自分だけが必要とされてる」に弱いんだ。だから浮気しちゃいけないのかな。。とか。。無償の愛かあ。。う-ん。「あなたしかいない!」とならば無償でいいかもなあ。。。う-ん。。わからん。でも「私しかつくれない」もののためなら「無欲の音楽」できるなあ。。。またか、、、殉職シリ-ズ。。

2002年12月22日(日) 退行プレイ

私は専門バカだというのは自覚している。とりあえず、この専門では食べていけいているのでまあよいとしよう。。今日Uに「だいたい知能が8歳くらいでストップしていて問題だ」といわれた。なんか一般的なところではギリギリだろうが時々8歳くらいになるらしい。。人の話を天才的に摺り替え都合の言い様に解釈してるらしい。まあ、ラテン系でいいじゃん。と思いきや、結構困るらしい。。まあ、その天才的摺り替えはアレンジの才能やらサンプリングの才能に昇華されているから許すとして、でもその8歳はなんとかしろ。。だそうだ。で、だいたい、母親に問題のある人に多いらしく、退行治療とかで治ったりするらしい。。う-ん。うんなこといったって医者の前でいくらなんでも(金払ってまで)そんなプレイするかっちゅ-の。。。。でも退行プレイ、結構イメクラでも盛んだそうで、なんか病んでいるんだなあ。日本。。。社会。。あ。自分もか。。。

2002年12月23日(月) 日本

う-ん、クリスマスとか。。とかなんとか。横文字文化に毒された日本とは。。いったいい?まだ、負けたままなのか?と、またもやコピ-ライタ-のYuと激論した。
熱いのである。彼の話しの展開の面白いところはコピ-ライタ-とかいう(刹那的一発勝負師)のわりに異常に本好きで自分の読んだ数々の分厚い本の知識と感想から意見することかもしれない。一般論ではない意見というのは筋が通るものである。(実家が下駄職人というところからくるのかなあ。。)
まあ、わたし的には音楽の観点からしか筋のとおった話しはできないのであるが。思うにもういい加減、あちらの後追いはやめようよ。ということかなあ。。。どんなにあちらが凄いとおもったとて、漢字にひるまずひらがなを作った日本。アイデンテイティ-は
ぶっちぎりのはずだよなあ。。っと。「皇居。あっていいでしょ。一等地に。」
とお互い日本人ということに誇りをもちつつ、ま、作るかな。

2002年12月26日(木) FOODING

今日はこの間タクシ-のりそびれで歩いたときにみつけた新しいクラブORBIENTにπといった。近所のクラブはなんかつかえるかどうかチェックしたいのとエロチカのキャバレ-ショ-と小西さんのDJだったのと木曜女タダというので御飯がてらぶらあっといってみた。πはなんといってもエロチカ目当てでわくわくしてたが。。
さほどエロくもなくさほど盛り上がりもせずだったので隣接してるチャイニ-ズでだらだら食べてたが、まあ夜中というのに背広系の人たちや大人がよくつどっている。
クラブはどうであれ、御飯がこういうところでちゃんと食べられるのはいい!となんか思う。とか思ってたらFOOD + FEELING = FOODINGというキ-ワ-ドがやや旬だよなあみたいだ。ただかしこまってイタリアンやフレンチじゃつなんない。一回目のデ-トならまだしも、食べたり飲んだり、まったりしたり、踊ったりは当然でしょから。。どうせならちゃんとしたDJにいい音楽でお食事したいものねえ。
ま、近所にひとつFOODING場ができてよかった。。と。

2002年12月27日(金) 神経

今日は、秘密結社のような会合の打ち合わせのためHと会って御飯たべながら壮大なスケ-ルの野望を言い合った。会うのははじめてのHだが、なかなか何かを背負っているような使命感が背中にあるひとで、話しているうちに、よし!いっちょ姉さんやりますよ〜!っという気になってくる。話している内容は外交問題、芸術と政治の相互作用、などなどヒジョ-にマジなもの。だが、マジすぎると楽しい。Hは執筆も多数、今度来春にもまた新刊がでるもよう。。まあ、こういう異業種がぶつかりあって同士となることでひとつの波が生まれてなにかが動くのかもなあっという夢をもちつつロシアアバンギャルドとかを思い起こす。。ま、ど-せやるなら世界制覇。の勢いは年末にはちょうどよいかもなっと。とにかくいろんな天然の運動神経のようななんちゃら神経がるなあっと感じた。例えば自分には音楽神経、建築のFには建築神経、そしてHには外交神経、、かなあ。来月の会合、楽しみだぞっと。

2002年12月28日(土) 独特の色

なにやら今日は清められたような色を風景に感じた。いつも思うのだが、これが日本の美というか清い色だろう。。のような色。例えば日本画独特のすうっとしているあの色だ。木々の葉の隙間がなんとなく透き通っている。
こんなことを感じるのはだいたい、年末年始のごくごく限られた時期だけ。
これは交通量がどうのこうの、排気ガスうんねんではないとおもう。
きっとクリスマスのパワ-なんかよりずっと強い人々の年末年始にむける、気合いのような悪きを払い良きを招こうとするような、そんな無垢な心が全てを浄化しているように感じる。私は別段仕事納めとかそういうのがないので、漂う気や色で毎年年末年始を感じる。
ふと、綺麗だなあ。。この色は、、とぼんやり足をとめて、なんだか何がいいのか色々空の色と葉の色の対比や空気の冷たいけど無風な感じとかそんなのに見とれてしまった。

2002年12月29日(日) 生命力

私は中学生のころ相当マッコイタイナ-にはまった。あけてもくれてもマッコイだった。
それからNYにいってもライブに行き、東京でも何度か足を運んだ。今日バルト-クを聴いていたらなぜかマッコイを聴きたくなって爆音で聴いてみた。「TRIDENT」というアルバムはなんといっても溢れる生命力を感じる。チェレスタとハ-プシコ-ドが本当にいい。
録音がいいんだなあっと今日改めて発見したが、ピアニストなのに動きがすべてにおいてポリフォニック、だからこそモ-ドなのである。右手のなかに何旋法も。ひだりてのなかにはまた別の旋法。ポリフォニ-の即興はいつ聴いても圧巻だ。。。バルト-クのこれでもかのハンガリ-国民魂をあっけらかんとぶつけてくる生命力に、きっとマッコイタイナ-が呼び覚まされたんだなあと。で、次ぎビョ-クが聴きたくなる。。という。
みんな生命力溢れて、引かない。で、引き込まれる。ということかな。ふとドイツ人の精神の形はソナタ形式。。とかいうその「精神の形」という言葉がぐるぐる頭を回る。

2002年12月31日(火) 今年

いやあ、今日で1年というサイクルが区切られるわけで。。わたしのこの1年はあまりにも濃密かつ激変できっと一生のうちにも、ああ。あの年。。。って思い出すような年だったなっと振り返る。時間という一定、共通のようなこの尺度はあまりにぐにょぐにょで変だ。実際のところ、誰かこの不確定な時間というものを解明してほしいほど
感じ方が一定ではない。一緒にいるひとによってもだいぶ進み具合がちがうようで。。。アレはきっとみんなの妄想だろうなあって思う。「一定であってほしい」のような。。
さていつも思う事、今年は何枚アルバムを世にだしたかなあ。とか。4枚とコンピちらほらか。。な?まあ、われながら凄い量だ。。どれもこれも好きな音だなあ。
来年も激つくろう。
と、そのくらいしかやっぱりすることないような自分だ。
これでいいんでしょうね。っと。じ-ん。

今年はいろいろな人に出会えてよかった。それもとてつもなく感じる。
私の音楽を聴いてくれたひとたちとの出逢いも本当にうれしい。
きっと心に本当に響くものを伝えられれば生きていけそう。。。
そんなふうに(以外と)純粋に思うなあ。。
みなさん来年もトリエロ(トリップ&エロチック)でひとつ!!よろしゅう!

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