今日は桐ヶ谷　仁先生のボイストレ-ニングというものを体験しに渋谷にいってきました。私も本職は作るひとながら最近歌手業もしばしやってるため興味しんしんです。
その体験よりか印象深かったのは終わった後みんなで食事をしたときの仁先生の自分のメソッドについての自信です。「必ず結果がでているし、でるもんだ！」っと言い切ってる姿に本当に感動すら覚えましたね。ああ、私も自分のやってることにあんなふうに
言い切りたい！っとつくづくかんじながら家帰って爆音で自分の作りかけの曲を流しました。。まだまだ言えないなあ。。。っで、最近のお気に入り「boards of canada」をさらに爆音で。いやいやイケてるキックだあ。っとはまります。人のモノはけっこうすっごくいい！っていいきれるのになあ。

10/2にメニコンス-パ-コンサ-トという11年もつづいている伝統あるクラシックコンサ-トに、はじめてわたしのようなボ-ダレスというかどっちかというと異端な人がプロデュ-スするコンサ-トが開かれることになりました。いやいやさすが人とは違わなきゃいかん！を会社の理念にもっている会社だけあります！世界で初めてコンタクトつくったんですからねえ。。尊敬です。
で、昨日はメニコン社長さんとお昼に対談取材、その後会席のお食事会という段取りで名古屋にいってました。私は撮影のことしか頭になくて派手な裾割れジ-ンズにノ-スリ-ブの皮のベストというライブなイデタチ。。。行ってみたらみんさん当たり前ながらネクタイビシっと締めていらっしゃいました。。。ああああ。。。ということしか言い様がなかったです。しかも、そのコンサ-トの名前は勝手に「カキアゲキネンオ-ケストラ」っという名をつけちゃいまして。。。だってアノ宮本文昭さんがゲストならっと。。。なぜか絶対おもしろくさせってやる！と勢いつけて帰ってきました。

わたしは熱しやすく、はまりやすく、深入りしやすく、それでいてさめやすい性格のようです。いっとき、めちゃめちゃ植物に凝りまして屋上に大プランタ-畑をつくり、毎朝水やりくさむしりとがんばってました。もちろん食べ残しなどの有機物を発酵させてたい肥つくりからやる本格的な無農薬有機野菜つくりです。きゅうり、なす、とまと、にんじん、イチゴ、。。っと数限り無くやりました。なかなか充実した毎日でした。新聞社から取材もきました。が、カラスとの戦いに破れ、そんな傷心に塩をぬるがごとく、ウチの猫は土で用を足す喜びを見いだし、土をほって苗をずたずたにし。。。でついにやめました。撤去にはビルに足場を組んでの大変な作業で莫大なお金がかかり、いったい何をやってたんだか。。。。とかんじます。と、でもよくかんがえれば何かのきっかけでドッっと生活パタ-ンを丸ごとひっくりかえすようなことを何度も平気でやってますねえ。それ以来植物にはメもくれずに生きてきましたが、今日、仕事場のベランダにでかい観葉植物がとどき、なんだかルルルです。今、部屋にはサボテンやらコケやら増えつつあるところをみますと、流行は巡るのかもしれぬです。ま、深入りはもうしなさそうですがね。っということで一度懲りると女は深入りしなくなっちゃいますね。。。今度はかる-いおつきあいしたいです。

きょうはひさびさに女ともだちと語り合いました。りんちゃんですが、彼女は日本で歌、作詞、作曲と演劇活動をしているLynne Hobdayという方です。最近ではHydeさんとかFINAL FANTASYとか、すっごい仕事を。。私もプラネタで一曲お世話になりました。
いやあ、12時間以上よくぶっつづけでおしゃべりしたなあ。。でも、最近人とよく会って話すようになりました。ま、仕事柄（ということにしましょう）男友だちのほうが多く（あ、ゲイの方含め）女友だちとこんなに話す自分がとっても新鮮でした。友だちと話してあることないこと盛り上がって、ああ、そんなのいいねえ！っていってのちのち仕事とかになるのが一番楽しいなあって思います。ま、みなさんも街で私をみかけたら気軽に声かけてくださいね。ノ-メ-クだし、眼帯もしてないからかえってわかんないか。。。
りんちゃんのHPです。http://rimnesia.gaiax.com/home/rinchan/

ウチの母は今年の夏アフリカのケニアでコンサ-トをするんですよね。ジャズピアノをずっとやっていて、アフリカが夢の土地らしいです。小さいころから「お母さんが死にそうになったらアフリカでライオンに食わしてくれ！」っと言い聞かされていた私はそれが当然の人間の死に方だと思い込んでました。ただ、死にそうっていうのが微妙だなあっと。。、ころあいが、ですねえ。小さいころはよくうれしそうにライオンに食われて死んでいく母の夢をみたもんでした。。う-ん。そんなだから私も死際はどうしようって昔からよく考えます。よく、愛する人のむ胸で死にた-い。っていうのは本望だっていうのはわかりますがね。え、じゃあ、いったいだれ？ってことに。。愛するひとの胸か？誰よりも愛してくれてる人の胸か？コレ、意外と違ったりするような気がしますねえ。
あなただったらさあ、どっち？ああ、死際まで本当にわかんなそうです。。。

音楽をコンピュ-タ-で作っているひとにとってソフトは本当に彼氏なんかよか密接な関係です。なもんで、同業者に会うと、かならずや、「ど-いうかれし-？」とおんなじノリで「なにつかってんの-？」と聞きます。で、同じソフトやいなや、ああ、あなたこそが私の仲間！！とばかり打ち解けてしまうもんなんですね。で、違うや否や、自分のつかっているソフトがいかに素晴らしいか説いてしまうもんです。かつて私は13年くらいCUBASEとともに生きてきました。が、最近やはりせっかくpro toolsをもっているのだからと泣く泣く別れをつげLogicに切り替えたのです。最初は別れたソフトの賛美ばかりし、なんでこんな切り替えをしてしまったか。。。と後悔しつづけましたが、ふと気付くともう頭はLogic..すっかりLogicとなじんでしまってるんですよねえ。Cubaseって誰？くらい。。ああ、なんて薄情というか。。なんというか男とソフトがだぶるなあ。。。ってことは、泣く泣く別れても無理矢理つきあった（例えば条件がいいがために）男にすぐなじんでしまうのか。。。。と。少しうれしく、少し悲しい。。。

明日はTOITOITOIの2作目のデモの仮うたを録音です。もう何曲も録音してて、あっとおどろくような品揃えになってきました。毎回毎回私はわたしなりにアルバムにはコンセプトのようなものを考えてそこに向かってつくりこんでいきます。例えば、turan.は無国籍でいてアジア、日本だけど、外国人がつくったオペラの舞台セットなかんじ。。っと。で、今回のTOITOITOIは衝撃的事件があってあっちゅうまにきまったんです。
というのは実はどうにもこうにも決まらなくてうろうろと随分としてた時、ジャケットの打ち合わせで行ったカフェの向かいでやっていた絵の個展に目はくぎづけ、心は奪われ、これだ！ってひらめきました。宮崎勇次郎さんといって実家が銭湯。いいんですよ、とにかく、大衆的で日本的でそれでいてちょっと毒あって無国籍で。。。もう今回のアルバムはずばりカレの絵の世界です。ルネ・マグリッドの現代和製版、なんていういうか、独特ですねえ。っと慌てて銀行ってドカッと（おおげさに）おろして生まれてはじめて絵を買いました。どうやらとっても私のインスピレ-ションは内的ではなく目でみたものとか外的なことが多いようなきがします。今回はカレの絵から発展して幼少のときの残像とか、です。テ-マはふるさとかな。。。ということは群馬？急に覚めますね。。（あ、群馬は好きですけど。。。ただ。。なんかねえ以外と近いしい。それでいて。。。）

今日はずっとデモの歌の録音をそれこそ死ぬ程やって目は焦点あわず、頭はぐるぐるとさっきとった無気味なフレ-ズ（ああ、自分でつくってます）がオ-トパンでル-プしてます。本チャンネルではないのでそれこそアマいところは甘く、歌いまわしの仕方を歌手のひとと一緒にああでもこおでも。。。とやってるわけですが、とはいえ、御存じのとうり、すっごいチャンネル数です。今日だけで100チャン以上とって重ねてますね。
でも、このデモ歌とりは私にとって空想夢想がやや現実の形となっていくなんともいえない至福のときでもあるので、楽しくて楽しくて時のたつのもわすれてしまって熱中しちゃいます。建築家の設計図のように私の中での歌の部分はそれこそ重ねてみるまでは想像の知恵のワを永遠とやっているようなものですからね。立体をなした音になるのは作曲家にとっては本当にうれしいもんなんですよ。
さて、そんな時をすごした後、歌手の子とふわふわとしながら近くのオ-プンカフェでイカスミのピッツァを手や口やそこらじゅう真っ黒にしながら食べてたところ、彼女が「あ、ガッツ石松の顔したサラリ-マンだ！」っていうのでふとみたら、そりゃ、御本人様でした。ま、ガッツ石松様のからだをした、、、という発見はありえないのですから当たり前なんですがね。ふたりでなんだか、妙にガッツを感じてこれからのレコ-ディングに気合いがはいりました。ありがとう、ガッツ石松さん。

今日は私の大好きな曲のなかのひとつ『トランスル-センス』の抜粋ではあるけど日本初演の演奏会に行きました。デレクジャ-マンの詩にドンナ.マッケヴィットという人が曲をつけたものなのですが、カウンタテナ-とソプラノ3人の濃密でいて禁欲的な世界がすばらしかった！聴きながら「禁欲と制作について」っと思いがめぐってしまいました。演奏家の方たちは古楽の専門科だけあって私の大好きなノンビブラ-トでぴったりとはりつくように歌い上げてたし、特にカウンタ-テナ-の太刀川さんの歌には何度涙があふれそうになったか....というかトランスル-センスが始まったとたん、それこそうっっと涙がでそうになってしまって、始終胃をつかまれたような感動が絶えなかったんですね。今度はゼヒ全曲演奏していただきたい！っとお願いしてきました。終わった後、みなさんでしばし、純正律について熱い討論をし倍音の陶酔感などについて語ってました。ああ、ひさしぶりにクラシックの生演奏で感動！そしてアカデミックな話題でもりあがって今日は純正な夜だわ。

忍者ってキャラは非常にかっこいい。ファッション的にも、ライフスタイル的にもグッズだって手裏剣とかかっこいい。そんな忍者にハマってる私の友人のカメラマンは伊勢から忍者呼んで日光江戸村で撮影をしているんです。そりゃあ、気合いの入った撮影でしょうね。はやく写真があがるのが私も楽しみです。とはいっても彼、中村一弘氏はもっくんのホントいい写真集をとったり、他はファッション系のものが主ですからいつも忍者とってるわけではなく、そんなミックスからナニカが生まれそうな気がして私も心から応援してます。で、とった写真もただの忍者の写真展だけではもったいないと、その忍者や江戸村をネタになんかできなかろうか？っと今日もみんなであつまってああだこうだとあることないこと話し合ってました。私は勝手に「江戸プロジェクト」とこのことを呼んで中村氏会長。私、副会長ということにしてます。日光江戸村を世界のア-チストに開放してインスタレ-ションをし、各国の江戸マニアを招いてレクチャ-シンポジウムをし、ジェ−ムズ・タレルとかに風呂とかつくってもらったり。。。とか「江戸トリエンナ-レ」とかおもしろそうだなあ。。。っと。ルイヴィトンのモノグラム型の手裏剣つくったり。。みなさんもどうですか？江戸プロジェクト」ただいま会員募集中です。

今日はコンピュ-タ-のファンの音を遮音したくて先日東急ハンズで大量に買った鉛の板のロ-ルのようなものと一日中挌闘していました。たくさんある機材のファンつきのものをすべて一ケ所に集め、鉛でおおうのですが、なかなか理想の音の静けさに近付けず結局は全ての機材の配線をやりなおすはめに。。友だちにいわせると、私はそういうことが好きでたまらない、いわゆる凝り性のオタクのようなもんだといいます。確かに機材のカタログやら見ているのはうっとりと想像がひろがってお金いくらあっても足りなそうです。ま、昔からツマミのたくさんついているアナログシンセが大好きでプロフェット10という二段鍵盤のでかいシンセを最初に買ってからというもの、ありとあらゆるアナログシンセを買いまくったときもありました。いまだにツマミフェチだと思います。
まわすと、音がうにょ-っとなる快感はたまりませんよ。ね！っとやや鉛で遮音されて快適になった仕事場で今日も深夜までツマミで、うにょ-っと、にや-っと、です。
ああ私はツマミストです。

シャルルと呼んでもう10年以上のつきあいでしょうか。。シャルルといのはクリストフシャルルのことで音響、ノイズ、エレクトロの大家！老舗！のひとで、世界中の様々なア-チストとにちやコラボレ-ションをくりひろげるフランス人（もうにほんじんだな。。）です。私はオペラというユニットのころ一緒にヨ-ロッパまわったりパリのユネスコで変なコンサ-トしたりと思いでは尽きません。そんな彼がまだ日暮里にすんでたころさすがノイズマン、ま、お墓のすぐ裏だったからでしょうか、よく墓石をたたいてDATにサンプリングしてネタ集めしてました。っとただならぬ電話がウチに。。「か、かきあげさん！ナントカバリって-のになっちゃったよ-」ああ？「ナントカバリってマエバリしてんのか-？」っと良く聞いてみると「カナシバリ」だそうで。。。「墓石たたくからカナシバリになるんだよ-、やめなよ-」っといえば『ああ。小さいの選んでたたいてるからだいじょ-ぶ-」........う-ん。そういうもんだいじゃ-ないんだけどな-。。。ま、いいか。とか、荻窪でまちあわせたのに大久保とか。。いろいろありましたねえ。
っとシャルルからのメ-ルを読みながらしばし回顧しておりました。そんなおちゃめ（だった）な彼のイベントがもうすぐです、みんなで『ナントカバリ』になりにいきましょう！

cinematic voices, a party for the laptop gigolo
2002.4.29 (mon)
open and start 16:30-
at "club asia" Shibuya (03-5428-5739)
advance \3,000.-/ 1 drink, door \3,500.-/ 1 drink

http://www.linkclub.or.jp/~macbeth/cinematicvoice/

今日は誕生日だったこともあって、食事をゆっくりとりにいってきました。
が、実のところ私はお酒がほとんどのめません。致死量はワインでいうとグラス一杯でしょうか。。乾杯のシャンパンでほとんど疲れていたりお腹がすいてたりすると倒れそうになります。。見た目がすごくのめそうなのでみんな疑いますが、ホントです。
今日のお店でも私が飲めないのを凄く悲しがってなんとかのまそうと、食事終わってからいろいろこれならどうか？っと変わったお酒をたくさんちょっとづついただきました。お店の方がいうには本当にいいお酒の最高のものだけを飲みなさい！っと。
その人は香道もお酒から入ったらしく、一本ウン千万円もするような香木を燃やし（たくのですが）たりとかしてるらしいです。なんでも一流最高のものだけ体験すればいいのよっと。。。なるほどなあ。めぐりあえれば。。。ですがね。
お酒も無理せずとびきりを体験すればいいんですねえ。
とはいいながらも、眠くてふらふらになりながら帰りました。
これからは晩酌で鍛えようかな。。。っと。

同業者のひとにあうと、かならずや、肩凝りや腰、目、っと病院であったお年寄りどうしのような体の不調自慢がはじまります。座ったまま集中して固まってしまうので気付いたときは　取返しつかないことがおおいんです。エンジニアの上田さんは正座で支えるような健康椅子（けっこうださい）をスタジオによっては機材として持ち運ぶといってましたし、みんなだいたいお気に入りのマッサ-ジ師によく通ってます。
そんな私はこうみえてマメに水泳に通ってます。もう3年くらいたったかなあ。。。しかもチャリで。けっこう行きは公園や並木を抜けるので気分いいし、行ったら30分が-っと（イメ-ジ）泳いでサウナと水風呂繰り替えして、またチャリで公園とか行って水のみながらぼんやりとか。泳ぎは、昔トライアスロン趣味（趣味にしてはちと激しい）のひとに教えてもらってからずっとクロ-ルですが、肩懲りにはコレが一番です。腰も楽になって本当に体は楽になりました。痛くてもより動かして楽になろう！っていうポジティブなところも（単に痛めつけるのが好きだったりして）余談ですが、どうもSMでいうところのSにみられがちですが、（滑車が部屋にあるだのなんだの。。。）わたくしはMです。お酒はのめないし、結構スポ-ツするし、おまけにM。ひとはみかけによらないもんですよ。ね。

私はずっとずっとショートヘアーでした。ちいさいころは、冬はおかっぱ夏はかりあげ。（マジで）に無理矢理されてました。ま、名前が名前だけに夏のかりあげはいやでいやで、母に床屋に行く前に念入りに忠告してはみたものの必ずや裏切られヤラレてました。エキオペの1枚メのときはまだおかっぱでしたが、イムヌたりからヅラが多くなって髪を縛ってまとめられる位っとのばしはじめたら、そうとうロングになりました。
なんだかコレはコレでおもしろいなあっとここ何年かずっとロングですが、今だなじまないんですね。それと、スカ-ト。これほとんどはいたことないです。ストッキングも。
ホントはかないよねえ。。。っとこのあいだもしみじみ言われました。なんだか女の喜びもほとんど味わってないような人生な気がしますねえ。スカートとかストッキングなんてまるで女装するようでドキドキしちゃいますからね。。。せめてもうしばらくロングヘアーでいようかなあ。。。